Whistle Life

食と農の話題を中心に、日々の雑感をつづります。

《映画にみる食と農》巧みに取材された農村のリアル!細田守の感動大作おおかみこどもの雨と雪

見終わった後、じーんといつまでも心に余韻が残り続ける大傑作です。 今をときめく細田守監督の感動作です。 しかしながら実はこの映画、ものすごく絶妙なバランスの映画です。 一歩間違えれば完全にキレイゴト映画ですし、この映画に対する批判の多くはそう…

《ドラマにみる食と農》お好み焼きはお好みで 孤独のグルメ第9話レポート

孤独のグルメ第9話レポートです。 今回は、机に座り、ご飯を食べようとする井之頭、周りは真っ暗で井之頭と食べ物だけにスポットライトが当たっているというちょっと変わった状態で始まります。 次々と食べ物が井之頭の目の前に現れ、その度にいつもの調子で…

《ドラマにみる食と農》男気溢れる一人焼肉孤独のグルメ第8話レポート

孤独のグルメレポート第8話です。 一人焼肉ということでいつもより食事シーンも長く、井之頭の孤独の楽しみが際立ったエピソードとなりました。 今回は神奈川県川崎市からです。 埠頭に佇む井之頭、工業地帯に立ち並ぶ工場を見て癒されています。そこでもは…

《ドラマにみる食と農》いつもと構成を変えた孤独のグルメ第7話レポート

孤独のグルメ第7話レポートです。 今回の孤独のグルメは、飲食店に入ってメニューを選んでいる状態シーンから、という今までにない始まり方です。 どうもメニュー選びに難航しているようです。 井之頭曰く、「メニューの森に迷い込んだ。」 そしてここでオー…

《ドラマにみる食と農》パターンセリフが面白い孤独のグルメ第6話レポート

今回の孤独のグルメもなんだかウェット。 舞台は鷺宮です。 お決まり通りまずは、仕事の営業シーンから。 営業先に向かう道中、二人の主婦の話を耳にします。 「馬を水飲み場に連れていくことは出来るけど、水を飲ませることは出来ないのよね。」 何かの話の…

《映画にみる食と農》前向きでロードムービーのような社会派ドキュメンタリー「TOMORROW パーマネントライフを探して」

前向きでロードムービーのような社会派ドキュメンタリー 気候変動、人口爆発、グローバリゼーション。 私たちの地球環境を取り巻く状況はよいとは言えない。 21人の科学者グループが、2012年に科学誌「ネイチャー」に将来に対して悲観的な予測を立てました。…

《ドラマにみる食と農》何もかもうまくいかない日は 孤独のグルメ第5話レポート

何もかもうまくいかない日が誰にだってあります。 仕事のキャンセルに次ぐ、キャンセル。取引先からは怒られる。 気分晴らしに旧友と会ってご飯にあう約束をしても、土壇場でキャンセル。 そんな井之頭が向かうのは、本当に昔ながらの釣り堀。 そこでもうま…

《ドラマにみる食と農》新たな展開と思いきや安定の孤独のグルメ第4話レポート

今回の孤独のグルメは、おっ、と思わせる展開がありました。 いつものように、営業に出かける井之頭。今日は東京を離れ、千葉県の浦安市。 結婚式場での打ち合わせです。独身の井之頭ですが、最初プランナーに結婚の相談に来たと間違えられます。 間違えられ…

《ドラマにみる食と農》働く者の魂の解放 孤独のグルメ 第3話レポート

中華って無性に食べたくなる時ありますよね。 麻と辣の素、山椒がそうさせるんでしょうか。 そんなことを考えさせられた、孤独のグルメ第三話のレポートです。 お馴染みの営業シーンから入ります。今回はマンションのモデルルームの仕事。 こういうモデルル…

《料理奮闘記》東北の食文化芋煮と里芋のこと

里芋って美味しいですよねー。 秋冬野菜の中でも、個人的には特に好きな野菜です。 里芋が割とたくさん手に入ったので、里芋の煮ころがしと、東北とりわけ山形の食文化、芋煮を作りました。 芋煮といえば、川原で大鍋で作るイメージですが、今回は家で。 (…

《ドラマにみる食と農》働く者の魂の解放 孤独のグルメ 第2話レポート

昨日に引き続き、本日も孤独のグルメレポです。 孤独のグルメ 【新装版】 作者: 久住昌之,谷口ジロー 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 2008/04/22 メディア: コミック 購入: 59人 クリック: 1,251回 この商品を含むブログ (445件) を見る 第2話は、煮魚定食…

《ドラマにみる食と農》働く者の魂の解放 孤独のグルメ 第1話レポート

テレ東が大晦日に特番をするということで話題になった本作。 natalie.mu 試しにネットフリックスで視聴したら、なるほど話題になるだけある、と感心しました。 不思議な魅力に溢れているこの作品を、第1話レポートとともに感想をお届けします。 孤独のグルメ…

〈映画にみる食と農〉シェフ 三ツ星フードトラックはじめました。

今回紹介する「シェフ」は、普段愛聴しているTBSラジオ番組「ウィークエンドシャッフル」のムービーウォッチメンの課題映画になっていたこともあり、気にはなっていました。ただ、アメリカの移動販売(フードトラック)ということであまり興味を持ちづらい分…

ドラクエ11 おっさん泣かせの感動ゲーム体験

ドラクエ11プレイした。 プレイ直後は、各種レビューを漁りまくったし、友達がいれば、あーでもないこーでもないといつまででも語れそうなあまりに感動的なゲーム体験となりました。 クリアから少し経って、この感動をちょっとずつ言葉にできるようになった…

エイリアン:コヴェナント 初代エイリアンオマージュ満載だけど全く違い味わいの現代エイリアン

エイリアンシリーズは大好きで、特に初代エイリアンは至高だと思っています。 ネタバレ全開で今回のエイリアンコヴェナントの感想をネタバレ全開でお届けします。 壮大なテーマのエイリアン そして今回、エイリアン コヴェナントを観て、あれ?エイリアンっ…

ノーラン映画としてのダンケルク・戦争映画としてのダンケルク

すごいクリストファー・ノーランっぽくもあれば、ノーランっぽくなくもある。 戦争映画としては、他と一線を画す。 でもこれが、スタンダードになるかというと、違う気もする。 そういう意味で実験的と言っても良いかもしれない。 いろいろ手放しでは褒めら…

人生をともに歩んだミスチルの25周年・DOME&STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving25 8/12

5年ぶりのツアー参戦期待と不安 ミスチルのライブに行ったのは、SENSEのスタジアムツアー以来。 ここ最近のミスチルは、Reflection以降のセルフプロデュースや全て生音のホールツアーなどいろいろ目が離せない。 そこに25周年のツアーときたらこれは参加…

《映画に見る食農表現》サイドウェイ、ワインづくりは人生そのもの

今回ご紹介する映画は「サイドウェイ」 2004年公開のアメリカ映画です。 人生期の黄金期を過ぎた、さえない中年男性二人による寄り道(サイドウェイ)ロードムービー。 学校の先生をしながら小説家を目指しているバツイチ・マイルス、友人ジャックの結婚…

企業の農業参入〜実は農業と親和性高い建設業編〜

企業が農業に参入する。 毎日農業関連のニュースを目を通すと、この手の記事は本当に多いです。 今回からシリーズで不定期に企業の農業参入についての事例を紹介します。 ひとくちに企業の農業参入といってもその参入の仕方や思惑は割と多様です。 多様な農…

《映画にみる食と農》種まく旅人 くにうみの郷

一次産業を応援する映画シリーズ「種まく旅人」。 シリーズ第2弾の「くにうみの郷」は、淡路島が舞台でオールロケ淡路のご当地映画となっております。 種まく旅人 くにうみの郷 [DVD] 出版社/メーカー: TCエンタテインメント 発売日: 2016/01/08 メディア: …

《映画にみる食と農》沈黙 サイレンス 原作のエッセンスを忠実に再現した心揺さぶる大傑作

今回はマーティン スコセッシ監督の最新作「沈黙 サイレンス」を観ました。 あのハリウッドの巨匠が日本の文学を映画化すると聞いて興味がわき、鑑賞しました。 恥ずかしながら、自分自身は「沈黙」という作品を知りませんでした。 大体いつものパターンは、…

《料理奮闘記》お世話になった料理本 ほんとこれらはオススメします

料理をはじめて最初にお世話になった最初の一冊 料理をはじめた当初はクックパッドなどのインターネットのレシピサイトをスマホで利用することが多くて、あまり紙媒体のレシピ本を使う気になれなかったのですが、ネット上は有象無象のレシピがあり、なんとな…

《映画にみる食と農》深呼吸の必要 等身大の農業表現

映画にみる食農表現シリーズ 今回から映画の中の「食」や「農」の表現について紹介していきたいと思います。 映画の中の農業表現というのは、その社会的背景や世間の農業に対するイメージを如実に反映するものだと感じます。つまり、映画の中の農業表現を通…

《食農マンガ》まかない君

料理マンガで、出てくる料理を作ってみたいと思わされたら、それは面白いマンガといえます。料理を作らない人に面白いと思わせるのは難しいと思います。 かくいう私も昔は料理なんてほとんどしなかったですから、30歳超えて、料理作るようになって初めて料…

《農政ウォッチ》減反政策のゆくえ

2018年度、日本のコメ政策の中心であった減反が廃止されることが決定しています。 ここ最近TPPやJA改革などの農業改革が国レベルで議論されています。 今回は、最後の砦で、聖域であり、批判の的にあってきた減反政策についてお話しします。 減反政策の…

FF15レビュー戦闘とストーリーはクソだけどそれでも見捨てられ無い、異質なゲーム その2

さて前回に引き続き、FF15のレビューをお送りします。 前回は主に、戦闘やストーリーについて、わりと酷評してしまったんですが、実は面白い部分もある。というか、戦闘やストーリーがクソという、RPGとしてわりと致命的な欠点があるにも関わらず、その欠点…

FF15レビュー戦闘とストーリーはクソだけどそれでも見捨てられ無い、異質なゲーム。

新年あけましておめでとうございます。 新年初めは、今更感もありますが,ファイナルファンタジー15のネタバレレビューをお届けしたいと思います。 2016年、ゲーム界では一番の大作であるFF15ですが、ネットを中心にかなり酷評を受けていることでも話題になり…

《料理奮闘記》イタリアン筑前煮?で寒波を乗り切る!

何だか久しぶりにラタトューユ的なものを食べたくなりました。 でも今は冬。 冬どころか強烈な寒波です。我が家になすはおろか、ズッキーニなんてあるはずありません。。 あるのは、寒波予報で3日間分の備えをと言われて、大量に買い込んだ根菜類。 里芋、…

《料理奮闘記》鶏のせせりって希少品だったんだ。

今日は鶏せせり肉を生協で購入したので、それを使った料理。 生協でも美味しいと人気の商品です。 恥ずかしながら「せせり」は「ささみ」と語感が似ていることから、なんか淡白であまり美味しくないのかなぁと思っていたら、なんと首の肉を使っていて、希少…

《農政ウォッチ》農政新時代は新しいのか

昨年のTPP大筋合意、そしてそれに続く小泉進次郎の自民党農林部会長への抜擢からのTPP関連政策大綱が取りまとめられたのは、記憶に新しいところです。 そしてまとめられた大綱を基に、 農政新時代〜努力が報われる農林水産業の実現に向けて〜と銘打ち、農林…