Whistle Life

食と農の話題を中心に、日々の雑感をつづります。

読書

炭素文明論-高校生のときに読んでいたらもっと化学に興味をもったのに!

炭素文明論―「元素の王者」が歴史を動かす―(新潮選書) (2014/01/31) 佐藤 健太郎 商品詳細を見る 普段から私達の生活に馴染み深い炭素化合物、デンプン、砂糖、尿酸、カフェイン、石油などすべて炭素化合物であります。炭素は4つの結合の腕でほぼ無限と…

キレイゴトぬきの農業論

キレイゴトぬきの農業論 (新潮新書) (2013/09/14) 久松 達央 商品詳細を見る 本書は、有機農業に対する一般的な認識を誤解と断じ,シンプルな言葉でわかりやすく伝えているという点で,毎日野菜を食べるすべての人にとって必読の書であります。そしてこの本…

昆虫食入門

国連が昆虫食を推奨、人気の8種とは? 私が、昆虫食に興味を持ったのは、FAOが昆虫食を推奨するこの記事を読んだときです。私たちが普段タンパク源として摂取している牛や豚は、エサ・土地・水を大量に消費し、育てるのに高いコストがかかります。それにくら…

進化論の挑戦

進化論の挑戦 (角川ソフィア文庫) (2003/01) 佐倉 統 商品詳細を見る まえがきにおいて筆者は、つぎのように述べています。 自然科学だけでは自分たちのことを知るのは不十分だ。小説の方が生物学よりはるかに雄弁に、人間の心理や感情や社会について語って…

「日本文化の論点」と農村社会

日本文化の論点 (ちくま新書) (2013/03/05) 宇野 常寛 商品詳細を見る 最近よく名前を聞く宇野常寛氏の新作ということで読みました。なかなか色々な面でなるほど頷かさせられる本でした。一方で、最後のAKB48論は確かになるほど!だし、「21世紀文化のゆく…

栽培植物と農耕の起源

栽培植物と農耕の起源 (岩波新書 青版 G-103) (1966/01/25) 中尾 佐助 商品詳細を見る 私たちが毎日食べている米や野菜。それら食物は、元々野生に生えている植物を栽培化されてきたものです。それらがどのように栽培化されてきたのかは、ただでさえ農業の現…

いじめの構造

いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか (講談社現代新書) (2009/03/19) 内藤 朝雄 商品詳細を見る いじめという現象を論理的に分析し、構造的に理解しようとするものです。読みながら自分の体験と符合する部分が多く、自分の中である程度美化されてきた青春…

食の終焉

食の終焉 (2012/03/09) ポール・ロバーツ 商品詳細を見る 読みたい本リストに書いてあったので借りたこの本ですが、タイトルだけみたとき、徒に危機感をあおるようなタイプの本かと思って、読む前はすこし躊躇していたのですが、非常に読み応えのある良書で…

有機農業と遺伝子組み換え食品-明日の食卓-

有機農業と遺伝子組換え食品、という本を読んだので、感じたことをまとめておきます。 有機農業と遺伝子組換え食品 明日の食卓 (2011/06/28) 不明 商品詳細を見る この本は、有機農業と遺伝子組換え食品、という一般的に対立すると考えられるこれら二つの農…

実りなき秋

ハチはなぜ大量死したのか (文春文庫) (2011/07/08) ローワン ジェイコブセン、福岡 伸一 他 商品詳細を見る 「ハチはなぜ大量死したのか」を読みました。原題は「fruitless fall」と実りなき秋を意味します。 この原題を先にチェックしたならば、私のよう…

ニートって言うな!

「ニート」って言うな!って本を読んだ。 この本では、ニートに関して世の中に蔓延する誤解やその弊害を検証し、本当に解決しなければならない若年雇用問題を提起します。 その検証方法は実に学術的で、「ニート」「青少年」のイメージが間違いであることを…