三児の父はスキマ時間でカルチャーライフ

仕事も趣味も育児も妥協しない。週末菜園家が、三児の子どもたちを育てながら、家事と仕事のスキマ時間を創って、映画や農業で心豊かな生活を送るブログ

映画 エイリアンシリーズに今更ながらハマる

  最近映画「プロメテウス」がレンタル開始されていたのが何となく気になったので見ていたら、なんとプロメテウスとはエイリアンの前日譚とのこと。エイリアンといえば、子どもの頃に本当に恐怖しながら見ていたのを思い出し、プロメテウスの予習も含め鑑賞しました。

 

 いやね、最近はこうしたSFパニックものなんてどちらかというと観るのを避けてきたんですが、エイリアン1作目は今見ても本当にハラハラドキドキしました。そりゃあ、今のSFものに比べたら、科学考証とかあんまりだったりするんだけど、あのエイリアンの造詣の気持ち悪さとかたまんないわけでして。動体検知器とかでそこに居るのは分かってるんだけど、姿は見えないというエイリアン自体は直接出てこない演出も緊張感増すし、物音したと思ったら、何だ猫か、と安心させておいてやっぱり居た!みたいなある種古典的な演出なんだけど、当時は最先端だったのかなと思いつつ、現在の鑑賞にも堪える作品になってます。

 もう勘弁してって見ながら何回も思ったし。

 

 で当初の目的のプロメテウスですが、これも語ると長くなりそうなんですが、とりあえず言えるのは、脚本が雑すぎる、ということです。よって、面白いとはいえないんですが、ものすごーく気になる作品にはなっています。あ、でもこれ先にエイリアンみていないと、なんだこれ!ってその場でDVD叩き割ってもおかしくない作品になるかと思います。色々エイリアンと比較しながら見れる形になっていますので。

 気になる作品というのは、やっぱり劇中で語られない解釈の余地みたいなのが多いからだと思います。多いというか、語られなさ過ぎて観客おいてきぼりな感じさえします。このあたりはヱヴァンゲリヲン新劇場版Qにも似ていると思いました。

 プロメテウスはそれが極端になっているんだけど、実はエイリアンやその後のシリーズにも少し解釈の余地が残っていて、それがけっこう鑑賞後にいろいろモヤモヤする原因なのかな、って思います。(その後のシリーズではアクションメインに移っていくのでその要素はうすれていくのですが)

 

 そういえばエイリアン2のジェームズキャメロン監督のTEDのプレゼンが面白かったです。引き込まれました。好奇心は忘れてはいけないなぁ。
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