中華って無性に食べたくなる時ありますよね。
麻と辣の素、山椒がそうさせるんでしょうか。
そんなことを考えさせられた、孤独のグルメ第三話のレポートです。
お馴染みの営業シーンから入ります。今回はマンションのモデルルームの仕事。
こういうモデルルームひとつ取っても、調度品の調達のためにこういう仕事が発生してるっていう、なんだか社会回ってる感が好き笑
その後の、さらっと手狭になった事務所の引越しのためにちょっと物件をあたる井之頭。営業に、「社長」と呼ばれて気を良くし、従業員が増えることを妄想。しかも従業員はさっき営業で出会ったお姉さん。
しかしながらこれをバカげた妄想だと笑うことは出来ません。なぜなら私たちも多かれ少なかれ、妄想しながら生きているのだから笑
さて、妄想から我にかえると今度は急激に空腹を感じる井之頭。二話の将棋に続き、またも話をぶった切って、飲食店へと急ぎます。
本日選んだのは中華。
個人経営の小さな店。本作特有の雰囲気として、やっぱり実店舗、実地でロケをしてるためか、ものすごい実存感だと思う。
やはりお客に釣られて、汁なし担々麺を選ぶ井之頭。
ところで、お客さんの層で店の雰囲気が掴めるというのも、この作品の魅力だと何気に思う。
大学生が集まって昼食べてる感じがこれもすごい実存感に溢れてて、本当にドキュメンタリーかというくらい。
読めないレシピとか、細かいつっこみはもはやお家芸だし、やっぱり今日の一言は、麺類がかぶった、の一言。バンサンスーと汁なし坦々麺の系統が被ってしまっての一言だけど、井之頭は無骨なところがあるので、こういう隙みたいので笑わせるのがうまいと思う。
坦々麺のはじめての人には辛さ普通っていうのも面白かった。なんだか、ファーストフードの接客マニュアルに慣れすぎた現代人は、こういう個人経営のお店で独自に積み上げられた接客マニュアルに、面白さと暖かさを感じてしまうのかも、なんて思ったりもしました。