三児の父はスキマ時間でカルチャーライフ

仕事も趣味も育児も妥協しない。週末菜園家が、三児の子どもたちを育てながら、家事と仕事のスキマ時間を創って、映画や農業で心豊かな生活を送るブログ

《ドラマにみる食と農》新たな展開と思いきや安定の孤独のグルメ第4話レポート

今回の孤独のグルメは、おっ、と思わせる展開がありました。

 

いつものように、営業に出かける井之頭。今日は東京を離れ、千葉県の浦安市

結婚式場での打ち合わせです。独身の井之頭ですが、最初プランナーに結婚の相談に来たと間違えられます。

間違えられて、ほっこりの井之頭。鏡の前でのニヤニヤが気持ち悪かったです笑

式場を歩いていると、たまたまリハーサル中のカップルに出くわします。

その時、ウェディング姿の女性が井之頭に優しく語りかけるシーンが登場。

ん?結婚していないはずだから、いつもの妄想か。

 と思いきや、なんとそれは、井之頭が過去に結婚まで考えさせられた恋人でした。

 

そこからは恋人との回想シーンに移ります。

場所はパリ。どうやら恋人は女優のようです。

「女優を辞め、井之頭についていく」と、女性は、冗談っぽくもうちに秘めた想いを持って言い始めます。

井之頭は、そんなこと出来ないだろう。と言います。

それに対して、あなたが(井之頭が)出来ないんでしょう。と。

 

非常に大人っぽいシチュエーションで、今までの孤独のグルメには無いシーンでした。

これまで、井之頭のプライバシーについてはほとんど明らかにされてませんでしたから、ここに来て、過去のエピソードを持ち出すということは、これまでの一話完結では無く、横断的な展開もあり得るのではないか。と思わせたほどでした。

 

しかしながら、流石孤独のグルメ。回想シーンが終わると、すぐさまお腹が減ったのを理由に、何の余韻もなく、飲食店へダッシュ。

この思い切りの良さから、この恋人エピソードは、あとに引き延ばさないな、と感じました。

 

 

ごはんについては、はじめてのカフェ飯。

カフェ飯でありながら、静岡おでんが売られている。このちぐはぐ感が郊外っぽくて良いのと、実在するお店なので、突拍子無いように見えて妙にリアル感があるのが孤独のグルメの良いところです。

 

でも、この地域限定食というのは色々とこのドラマに合ってる気がします。

これからも東京以外のお店にも期待したいところです。

 

今回の恋人エピソードはいつになくウェットなシーンでしたが、見事なまでにその後ご飯のシーンにすら後を引かず、進行するのは好印象ですし、ご飯の時には何もかも忘れてただ、飯を食らう。という作品のテーマを再認識させられました。

 

 

荒野のグルメ 1

荒野のグルメ 1