三児の父はスキマ時間でカルチャーライフ

仕事も趣味も育児も妥協しない。週末菜園家が、三児の子どもたちを育てながら、家事と仕事のスキマ時間を創って、映画や農業で心豊かな生活を送るブログ

《ムービーウォッチメン予習》トレインミッション ちょっと飲み込みづらいシチュエーションサスペンスアクション

本ブログでは、毎週TBSラジオ ウィークエンドシャッフルのムービーウォッチメンのコーナーで宇多丸さんの時評を聴く前に、予習で映画を鑑賞。その感想レポートをお届けしていましたが、去る3月31日(土)に、惜しまれつつも番組終了。

その後の展開が心配されるところでしたが、4月から始まる宇多丸さんがメインMCの新番組、帯番組ですが後継番組と言っていいでしょう。ムービーウォッチメンのコーナーは継続されることに!

 

その記念すべき第一回目の作品は、リーアム・ニーソン主演、ジャウム・コレット・セラ監督のシチュエーションサスペンスアクション「トレインミッション」です。

 

10年間務めた会社をある日突然クビに。意気消沈して帰りの電車に乗る主人公のマイケルだが、10年間毎日通い続けた通勤列車の中で突然謎のミッションを言い渡される。解かなければ家族の命に危険に。ミッションの裏側にある陰謀とは?

 

感想としては、この手のシチュエーション限定のサスペンスにおいては謎解き自体の快感を楽しむものだと思うのですが、それが私自身の理解力がないのか、非常に飲み込みづらく、明確なカタルシスを得ることは叶いませんでした。

 

ちょっとやっぱり、ミッション自体の訳のわからなさがきつかったです。割とあっさりとしたゲーム感覚なのかと観ていたら、あっけなく人が死んでいく自体に。なんとなく深刻さのレベルがちょっと分かりづらい感じでした。

 

どんどん真相が明らかになるにつれて、起こる自体と真相の間のギャップというか、それはもう倫理的にどうかしているのではないかというほど大ごとになっていくので、真相を聞いても今一つスッキリしません。

 

ちょっとお話の肝になる部分がそのような状況だったので残念と言わざるを得ません。

 

冒頭の10年の時間経過を表す通勤シーンはその後の展開を期待させるものでしたし、

電車内の肉弾戦などアクションシーンも結構見応えがあっただけに惜しい作品だと感じました。