三児の父はスキマ時間でカルチャーライフ フロム京都

三児 レイ アスカ シンジを育てながら、スキマ時間でカルチャー情報を発信。働き方改革時代の心豊かな生活をお届けします。

読書というパズルをKindleの画面読み上げで攻略する

読書とは、パズルを組み立てる作業と考えることができる。 読書をパズルとするなら、文やパラグラフは、パズルのピースである。 ピースである文と文、ピースのかたまりであるパラグラフとパラグラフの繋がりを理解することで、一冊の本の全体像が見えてくる…

映画「旅のおわり世界のはじまり」が、私にとって特別な映画になった理由 感想レビュー

映画を紹介するとき、 「この映画は傑作です。」 または、 「この映画は駄作でした。」 なんて、傑作や駄作なんて言って評価したりします。 あるいは、映画.com や filmmarksといった映画レビューサイトで星をいくつつけるか、といった方法で映画を評価しま…

野菜にとって温室育ちは良いのか、悪いのか ー ほうれん草の失敗に学ぶ

みなさんは、温室そだち、と聞くと、どんなことを想像しますか ? 小さな頃から、裕福な家庭で大切に育てられ、社会の厳しい環境を知らずに育ったような人。 たくましさに欠け、世間知らずで、内気でひょろっとした人。多くの方が、そんな人物像を描くのでは…

姉妹喧嘩の原因は、妹のコンプレックスにあった話

「私が先に使ってた!」 「私は全然使ってないもん」 長女で6歳のレイちゃんと次女で4歳のアスカちゃんがおもちゃの取りあいをしています。 喧嘩は激しさを増し、最後はどちらかが手を出します。 「お父さん、アスカちゃんが、手をギュってしてきたー」 レ…

子どもの卒園は、親にとっての失恋でした

令和2年3月21日は、歩いていると汗ばむほどの春の陽気でした。 たまに吹く涼しい風が心地よく、新型コロナの自粛モードも吹き飛ばすかのようです。 その日は、私の長女レイ(6)が5年間通った保育園の卒園式でした。 卒園式の準備を終えた私は、レイと…

映画「凪待ち」怒りの先にあったのは正論を超えた愛でした 感想レビュー

「人に正論を振りかざす時は気をつけた方が良い。正論は人を傷つけるから。」 小学校の先生である妻がそう言ったのを聞いて、私はなるほど、と膝を打ちました。 もう何年も前の話でした。 職場の後輩から頼まれごとをした際に、正論を言って断ったことがあり…

家庭菜園の通信簿 プロとアマの違いを楽しむ

こどもの頃、私は通知表が楽しみな方でした。(今年はコロナの影響で学校が休校となり、通知表が出されているかもわかりませんが。)自分で言うのもアレですが、勉強はわりとできる方でした。中学生時代は、ほぼ毎学期5科目とも、オール「5」取れていたの…

映画「ジェミニマン」FF7リメイクのようなヌルヌル感を楽しむ映画 感想レビュー

それはまだ、私が小学生だった頃のことです。 ゲーム少年だった私、いや、私も含めた同世代の誰もに、衝撃を与えたゲームがありました。 その名は、ファイナルファンタジー7です。 初代プレイステーションで、初めて発売されたファイナルファンタジーのナン…

うどん打ちが保育園自粛と一斉休校の救世主となるか!?

安倍総理が2月28日に、全国の小中学校休校の要請を出しました。 コロナウイルス感染拡大防止のためです。 我が家には、レイ、アスカ、シンジの三人の子供がいます。いずれも未就学児なので、今回の休校要請とは直接関係ありません。 だからといって、対岸…

映画「Us(アス)」社会派ホラーのメガネをかけずに楽しもう 感想レビュー

現代のアメリカを描いた社会派ホラー 映画に目の肥えた人だったら気づいていたかもしれません。 でも、私はまんまとだまされてしまいました。いわゆるドンデン返しです。 世間的にはドンデン返しよりも社会派ホラーとして知られている本作「アス」 。 監督の…

子どものスマホ依存対策ー子どもの依存は大人の依存

「まずは、スマートフォンを子供の前で触らせない、隠れて触る、ゲームも見せない。触らせない。しばらく断つようにして、忘れてもらってたくさんやりとりしてください」 最近我が家では、1才半を迎えた末っ子シンジくんが、スマートフォンへの執着が激しい…

映画「見えない目撃者」感想レビュー 本場韓国より面白い!? 傑作スリラー誕生

面白かった! 映画を見ていて予想外の傑作に出会った時ほど嬉しいことはないですよね。 韓国製スリラー映画の日本リメイク。ジャンルを聞いた時点で、劇場公開時にはスルーしていた「見えない目撃者」ですが、ネットでの評判も聞こえてきたのでレンタルして…

景品がなくても子どもが大盛り上がりのビンゴの正体とは?

「パパ、ビンゴやってー」 「ええ!?また?」 最近の我が家の日課となっているのは、寝る前のビンゴです。 6歳と4歳になる娘から、毎日のようにせがまれています。 昔は寝る前に「絵本読んでー」だったのが、今はビンゴなのです。 ビンゴといえば宴会のゲ…

映画ミッドサマー感想レビュー ホラーのジャンルを借りたセラピー映画でした

本投稿では決定的なネタバレは避けていますが、ストーリーに触れていますのでご注意ください あぁ私はきっと、この監督の新作が出る度に映画館に足を運ぶことになるだろうな。 そしてその度に、生涯記憶に残るトラウマシーンを積み上げていくことになるんだ…

アルキメデスの大戦 感想レビュー 日本大作映画と思ってみたら予想外の傑作でした

「人は期待が大きければ、大きいほど、失敗した時の絶望も大きい」 これは意訳ですが、本作の劇中で田中泯演じる平山中将の台詞です。 映画一般についても同じがことが言えると思います。 観た映画を面白いと思うかどうかは、観る前に、その映画をどの程度期…

フォード vs フェラーリ レースの見方を180度変えてくれた作品ー男たちの熱い熱い闘い

レースの見方を180度変えてくれた作品 あらすじ ハリウッド版の半沢直樹 ケン・マイルズと家族の関係に男泣き 受け継がれていく意志ースパナに込められた思い レースの見方を180度変えてくれた作品 ル・マン24時間耐久レースと聞くと、大学の頃を思い…

パラサイト 半地下の家族 イジワルなポン・ジュノ監督の最高傑作

今年入って一番楽しみだった映画「パラサイト 半地下の家族」を観てきました。 ポン・ジュノ監督最新作。 カンヌ国際映画祭でパルムドール受賞。 アカデミー賞作品賞最有力。 これだけで十分観に行く理由になっているでしょう。 みなさん! 観に行ってね! …

新たな地理トークテーマ「かぶらライン」

うどん出汁、肉まん・豚まん、卵焼き・出汁巻き卵。日本列島東西を分かつ食文化というのはたくさんあります。 実は野菜の世界にもそんな野菜があるのです。 それはアブラナ科のかぶらです。 スープや漬物など多用途で使えるかぶら、南北に長い日本では、気候…

みかんに関するトリビア

実は、みかんの房の数って、皮をむかなくても分かるんです。ミカンのヘタを取ると、ぽこつと凹みが出来ます。その凹みに円形上に粒が並んでいるのが見えます。実はその粒の数とみかんの実の房の数が同じなんです。 どうですか、この伊東家の食卓的裏ワザ。何…

農業の災害リスクを考える。

台風19号では農林業でも大変な被害が出ています。報道を見ていると、日本で農業することがとてもリスクがあるように思えてきます。 特に悲痛な叫びが聞こえているのは、福島県の桃や長野県のリンゴなどの果樹農家。福島の桃では4メートル近い木が、河川の氾…

思い出のマーニー 地味ながらも心に響く名作

思い出のマーニー。米林宏昌監督のスタジオジブリ作品。興行としてはパッとしなかったものの、実際観ると心を打つ良作でした。 物語は、主人公杏奈が喘息の療養のために、夏休みの間だけ、入江が綺麗な片田舎に引越してくるところからはじまります。借りぐら…

黒人とフライドチキンの関係 Netflixアグリーデリシャス第6話

フライドチキンは、黒人差別表現の象徴ってご存知でしょうか?私は、Netflixドキュメンタリーのアグリーデリシャスで初めてそのことを知りました。 日本ではKFCが普及しすぎて、全然ピンとこないけど、アメリカでは、フライドチキンは黒人が食べるもんだとい…

さつまいも ほくほくなねっとりかそれが問題だ

今日は子どもたちとさつまいも堀り。そこにあるとわかっていても、土の中からいもを掘り出す作業は歓びに満ちています。なんででしょう?人間の本能的なあれでしょうか? さつまいもといえば、ほくほく系かねっとり系かで人気を二分しています。ほくほく系は…

にほんごであそぼ絵あわせかるた

夏草や兵どもが夢の跡 寿限無寿限無五劫の擦り切れ さよなら三角また来て四角 NHK教育の番組「にほんごであそぼ」より、文学作品や俳句や漢詩などから名言、格言と言われる言葉を集めてかるたにしたカードゲーム。 シンプルでかわいいイラストと、何せ言葉に…

ブラック・クランズマン ラストにゾッとする静かな傑作

黒人警官がKKKに潜入捜査。舞台立てだけ聞くと、ダイナミックなクライムサスペンスを想像するかもしれないけど、全編クールで落ち着いた演出がなされています。 激しい差別表現や暴言があるわりに、主人公たちの演技は抑制が効いているし、潜入捜査がバレる…

台風19号被災農業者からの便り

菜園の参考にしているYouTubeチャンネルがあります。塚原農園さんです。茨城県の農家で家庭菜園向けの栽培レクチャーを毎日YouTubeで発信されています。作業内容をひとつひとつ丁寧かつ具体的に説明されるので初心者にもわかりやすいです。たとえば、支柱の…

お米の脱穀の話

今日は子どもたちの農業体験-稲刈りからの脱穀、もみすり体験-に参加しました。脱穀は、稲穂からもみ(要はお米の粒々の部分)を取る作業。稲穂と言えば「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」。成長するほど謙虚になれよ、ってことで実に日本人好みの格言だと…

ハンターキラー 潜行せよ!が予想に反して面白かった。

ハンターキラー 潜行せよ!が予想に反して面白かったです。本作は、ポリティカルサスペンス込みの潜水艦アクション。いささか現実感のないストーリーではありますが、ポリティカルサスペンス押しなことで必要以上に人間関係が描かれないうえに、テンポの良い…

ヒッチコック「サイコ」が今でも面白いわけ

映画好きを語るならばヒッチコックの一作でも観ておかないと、と「サイコ」を鑑賞。古い作品でありながら、(色んな意味で)あっと驚くストーリーで印象深いシーンに溢れた名作です。確かに、練られた脚本とか、映画ならではの映像表現、なんてのは現代の方…

アベンジャーズ エンドゲーム。他シリーズが到達し得ない神話の領域へ。その魅力を3000回ならぬ3000文字で伝えます。

インフィニティ・ウォー公開以来誰もが待ち望んだシリーズ最終作。 期待が膨らみすぎて、正直上映中も先を観るのが怖くなるほど、不安も大きかったです。 ただ、最後まで観て、本作はただの一本の映画ではない。11年続いたマーベル映画の集大成だという事実…