三児の父はスキマ時間でカルチャーライフ フロム京都

三児 レイ アスカ シンジを育てながら、スキマ時間でカルチャー情報を発信。働き方改革時代の心豊かな生活をお届けします。

ムービーウォッチメン

映画「旅のおわり世界のはじまり」が、私にとって特別な映画になった理由 感想レビュー

映画を紹介するとき、 「この映画は傑作です。」 または、 「この映画は駄作でした。」 なんて、傑作や駄作なんて言って評価したりします。 あるいは、映画.com や filmmarksといった映画レビューサイトで星をいくつつけるか、といった方法で映画を評価しま…

映画「凪待ち」怒りの先にあったのは正論を超えた愛でした 感想レビュー

「人に正論を振りかざす時は気をつけた方が良い。正論は人を傷つけるから。」 小学校の先生である妻がそう言ったのを聞いて、私はなるほど、と膝を打ちました。 もう何年も前の話でした。 職場の後輩から頼まれごとをした際に、正論を言って断ったことがあり…

映画「ジェミニマン」FF7リメイクのようなヌルヌル感を楽しむ映画 感想レビュー

それはまだ、私が小学生だった頃のことです。 ゲーム少年だった私、いや、私も含めた同世代の誰もに、衝撃を与えたゲームがありました。 その名は、ファイナルファンタジー7です。 初代プレイステーションで、初めて発売されたファイナルファンタジーのナン…

映画「Us(アス)」社会派ホラーのメガネをかけずに楽しもう 感想レビュー

現代のアメリカを描いた社会派ホラー 映画に目の肥えた人だったら気づいていたかもしれません。 でも、私はまんまとだまされてしまいました。いわゆるドンデン返しです。 世間的にはドンデン返しよりも社会派ホラーとして知られている本作「アス」 。 監督の…

映画ミッドサマー感想レビュー ホラーのジャンルを借りたセラピー映画でした

本投稿では決定的なネタバレは避けていますが、ストーリーに触れていますのでご注意ください あぁ私はきっと、この監督の新作が出る度に映画館に足を運ぶことになるだろうな。 そしてその度に、生涯記憶に残るトラウマシーンを積み上げていくことになるんだ…

アルキメデスの大戦 感想レビュー 日本大作映画と思ってみたら予想外の傑作でした

「人は期待が大きければ、大きいほど、失敗した時の絶望も大きい」 これは意訳ですが、本作の劇中で田中泯演じる平山中将の台詞です。 映画一般についても同じがことが言えると思います。 観た映画を面白いと思うかどうかは、観る前に、その映画をどの程度期…

フォード vs フェラーリ レースの見方を180度変えてくれた作品ー男たちの熱い熱い闘い

レースの見方を180度変えてくれた作品 あらすじ ハリウッド版の半沢直樹 ケン・マイルズと家族の関係に男泣き 受け継がれていく意志ースパナに込められた思い レースの見方を180度変えてくれた作品 ル・マン24時間耐久レースと聞くと、大学の頃を思い…

アベンジャーズ エンドゲーム。他シリーズが到達し得ない神話の領域へ。その魅力を3000回ならぬ3000文字で伝えます。

インフィニティ・ウォー公開以来誰もが待ち望んだシリーズ最終作。 期待が膨らみすぎて、正直上映中も先を観るのが怖くなるほど、不安も大きかったです。 ただ、最後まで観て、本作はただの一本の映画ではない。11年続いたマーベル映画の集大成だという事実…

特報が一番面白かったヴェノム

思えば、特報を観た時が一番ゾクゾクしたかもしれない。 マーベル史上最凶の悪、いわばヴィランが主人公。どんな物語が語られるのだろうかと。 ホラー映画のような映像センスと主演はトム・ハーディで期待は膨らむばかりでしたが、蓋を開けてみれば、わりと…

ミスター・ガラスはシャマラン印の大感動作でした。

待望のエム・ ナイト・シャマラン監督の最新酒。 シャマラン監督作品はエア・ベンダー(黒歴史)以外は、視聴してます。 前作「スプリット」でのラストでは、アンブレイカブルと世界が繋がっているというまさかの展開でびっくり。 さらに、エンドロール後の…

ザ・プレデター 異星人への畏怖が無くなったプレデター

プレデターといえば、八十年代のSFアクションの代表作で、昔はテレビでも繰り返し放映されていました。 2018年に公開された「ザ・プレデター」はリブート作品かなって思ったら一応過去作の続編にあたる作品ということです。プレデターの存在は政府機関レ…

プーと大人になった僕 プーさんの言葉がいちいち説教のように刺さる良作

あのディズニーの大人気キャラクター「くまのプーさん」が実写化。しかもクリストファー・ロビンが大人になってます。 攻めた設定と思ったけど、プーさんを子供の頃楽しんだ世代のほとんどが今や大人なわけで。 マーケティングです。 てなわけで、ディズニー…

2018年ベスト映画10選!青春ものの傑作が詰まった一年でした。

2018年はおかげさまで映画を観る機会に恵まれました。 今回は今年観た映画のランキングをお届けします。 まず、総評的なところで行くと、全体的に今年はレベルが高く感じました。何と言ってもブラック・パンサーやボヘミアン・ラブソディなどの大作が1…

バトルオブザセクシーズ あらすじからは想像出来ない深みのある人間ドラマ

あらすじからは想像出来ない深みのある人間ドラマ 1973年に「バトル・オブ・ザ・セクシーズ(男女間の戦い)」と称された実在のテニスマッチが題材の映画化作品。 優勝賞金が男性の1/8に憤りを感じたテニス界の女王ビリー・ジーン・キングは、女子テニス…

アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル 事実の多面性とは何か?

知らない人は知ってから鑑賞を 映画を鑑賞する前にどれくらい事前情報を入れて臨むかというのは大きな問題です。こと伝記モノの映画については、事前に概要は掴んでおいた方が楽しめます。 そんなことを再確認させてくれたのが、映画「アイ、トーニャ 史上最…

ミッション インポッシブル フォールアウトはシリーズ最高傑作でした。

5作以上続くシリーズもので、見続けてる映画ってあまりないのだけれど、ミッションインポッシブルだけは新作が出るたび観ている気がする。 そして6作目にして、面白くて感動して震えながら鑑賞することになるなんて、思いもしなかったです。 今回最高傑作…

ワンダー 君は太陽 誰もが人生に悩みを抱えながら生きている

初週視聴者満足度No.1の話題作 難病もののようでちょっと違う構成 人物描写の積み重ねが写す多面性 初週視聴者満足度No.1の話題作 先日レンタル開始されたワンダー君は太陽を視聴しました。 フィルマークスでの6月3周目の初週視聴者満足度No.1ということで、…

フロリダプロジェクト 辛い貧困をそれでもキラキラした世界の中で描いた傑作

パッケージデザインからは想像できないストーリー 過度に同情を促さない距離感 この世界の現実と夢の世界への逃避 子供達の日常演技・演出に脱帽 パッケージデザインからは想像できないストーリー パッケージデザインからは想像も出来ないほどの、辛い貧困の…

多幸感に溢れた映画「ブリグズビー•ベア」が最高でした。

誰もが幸せになる魔法がかかった映画 カメラを止めるな!を観た時、映画制作への熱意みたいなものに触れ、クリエイティブなものに対する憧れを感じました。 映画制作への熱意という意味では、「ブリグズビー•ベア」も愛に満ちた作品であったと思います。 こ…

完璧に作り込まれた世界と犬が可愛い、犬ヶ島感想

映画を観るときの鑑賞ポイントは人によりまちまちだと思います。 ストーリー、役者の演技、アクションなどなど。 私はその中でも脚本の面白さを重視します。結構脚本家の名前で観る映画を決めたりもするぐらいです。 完璧に作り込まれた絵づくり ストーリー…

デッドプール2 安定のR15のヒーロー物語

デッドプール2がレンタルが開始されています。 デッドプールは、マーベルコミックスのヒーローですが、アメコミの中ではかなり異端の存在です。映画の途中で「この脚本良くないよね」とメタ発言をしたり、観客に向かって話しかけるいわゆる第四の壁を越える…

カメラを止めるな!は噂に違わぬ大傑作。面白すぎて泣けてくる!上映を止めるな!もう一回行きたい。

今回感想をお届けするのは、映画界隈で大変好評の「カメラを止めるな!」です。 実際に見てみれば納得。というかしのごの言わずにとりあえず見てくれ!と周囲の人に声をかけたくなるような大傑作でした。 結論から言うと、映画館で面白すぎて涙を流すことに…

《ムービーウォッチメン予習》クソ野郎と美しき世界 映画が作られた文脈にこそ語る余地がある一本

本ブログでは、毎週TBSラジオ アフター6ジャンクションのムービーウォッチメンのコーナーで宇多丸さんの時評を聴く前に、予習で映画を鑑賞しています。 今回の課題映画は「クソ野郎と美しき世界」です。 元SMAPの3人がジャニーズ事務所から独立して立ち上が…

《ムービーウォッチメン予習編》ジュマンジ新作は、私の大好きな青春物語だけど新鮮味にはかける正統続編

本ブログでは、毎週TBSラジオ アフター6ジャンクションのムービーウォッチメンのコーナーで宇多丸さんの時評を聴く前に、予習で映画を鑑賞しています。 今回の課題映画はジュマンジ ウェルカムトゥザジャングルです。 本作は1995年公開ロビンウィリアム…

《ムービーウォッチメン予習》トレインミッション ちょっと飲み込みづらいシチュエーションサスペンスアクション

本ブログでは、毎週TBSラジオ ウィークエンドシャッフルのムービーウォッチメンのコーナーで宇多丸さんの時評を聴く前に、予習で映画を鑑賞。その感想レポートをお届けしていましたが、去る3月31日(土)に、惜しまれつつも番組終了。 その後の展開が心配さ…

《ムービーウォッチメン》ちはやふる 〜結び〜 これ以上ない集大成

毎週TBSラジオ ウィークエンドシャッフルのムービーウォッチメンのコーナーで宇多丸さんの時評を聴く前に、予習で映画を鑑賞。その感想レポートをお届けしています。 今回の映画は「ちはやふる〜結び〜」。 前回、予習の予習編ということで「上の句・下の句…

《ムービーウォッチメン予習の予習》ちはやふる 上の句と下の句 青春映画の傑作誕生。俄然楽しみな「結び」

毎週ムービーウォッチメンで取り上げられた映画を予習。 今回の映画は「ちはやふる〜結び〜」ですが、上の句、下の句観てないことに気づきます。 というわけで番外編でムービーウォッチメンの予習の予習として、ちはやふる上の句 下の句の感想をお届けします…

《ムービーウォッチメン予習》ブラックパンサー 映像デザインとお話設定で新時代ヒーローものの幕開け

毎週TBSラジオ ウィークエンドシャッフルのムービーウォッチメンのコーナーで宇多丸さんの時評を聴く前に、予習で映画を鑑賞。その感想レポートをお届けしています。 今回は、マーベル映画の最新作「ブラックパンサー」です。 本作は世界中で大ヒットを飛ば…

《ムービーウォッチメン》15時17分、パリ行き ネタバレ感想 巨匠が織りなす未曾有の感動体験

1月から毎週、宇多丸さんのムービーウォッチメンの予習記事をブログにアップしています。 今週は仕事が忙しかったので、初めてパスしようかと真剣に悩んでいましたが、結局公開日深夜の回に滑り込み鑑賞しました。イーストウッド監督作品とあって、上映回数…

《ムービーウォッチメン予習》犬猿。兄弟姉妹がいる人にとっては共感、共感、の一本です。

今週のムービーウォッチメンの課題映画は吉田恵輔監督の「犬猿」 窪田正孝、新井浩文、江上敬子、筧美和子らが出演。 後述しますが、これはもう4人による主演映画と言っても良いかもしれません。 タイトル通り犬猿の仲である兄弟、同じく仲が悪い姉妹。 真…