三児の父はスキマ時間でカルチャーライフ

仕事も趣味も育児も妥協しない。週末菜園家が、三児の子どもたちを育てながら、家事と仕事のスキマ時間を創って、映画や農業で心豊かな生活を送るブログ

退屈な日常にブットビの3時間!ウルフオブウォールストリート

 
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 久しぶりに劇場で映画を見ました。なぜこの映画を観たのかというと、それはずばりレオ様が出ていたから!映画とくに洋画に関しては誰それが出ているから、という理由だけではあまり観たりしないのですが、ましてや今回「タイタニック」のイメージがつきまくっているレオナルド・ディカプリオが主演ということですから昔でしたらむしろ観ず嫌いしてた部類の俳優さんかもしれません。

 それが何故に今回、ディカプリオが出ている、という理由だけで鑑賞にいたったかというと、ここ数年私の中でのディカプリオ評価が高まっているということに他なりません。きっかけはタランティーノ監督の「ジャンゴ」、ここでのディカプリオはまぁ悪役なんですが、イイ味が出ててハマリ役でした。そしてその後の主演作「華麗なるギャツビー」も良かった。なんだろう、金持ちで少しクセのある役が本当に似合うようになってきた。あの声質とか、昔からの太り加減がちょうど良い塩梅なんですよ。

 そして今回とにかくもう最初から最後まで見事にディカプリオ映画でした。ストーリー自体は実在の投資家の伝記的な話で、主人公がコネもカネも無いところから株屋で大もうけして、最後堕落するまでの話なのですが、ストーリーは正直あってないようなものに感じました。この長い上映時間にもかかわらず、そしてストーリーあってないようなものにも関わらず、とにかく飽きさせないというのは凄い!と思った。はっきり言ってディカプリオが、話したり、叫んだり、ラリったりセックスしたりする、ただそれだけの映画で、それなのになんだかその映画上のテンションがこっちまで伝わって、テンション高く観続けることができました。(正直中だるみしたときもあったけど)。とにかく出てくるシーン出てくるシーンすべてが刺激的で大でした。特にレオさま終盤ラリってからの展開はまさに怒涛で面白かった。なのでストーリーの細かいところとか、株で理解が追いつかなくても全然雰囲気でOKって感じです。

 コメディ要素もバッチリで何回も笑ってしまった。エマおばさんとの「誘ってんの」やりとりであったり、終盤ブットビシーンでのドラッグポパイ描写も本当にばかばかし過ぎて笑いました。

 この映画の登場人物はみんなサイテーのやつらばっかりなんだけど、サイコーに楽しそうなんですよねぇ、人生でなかなか働きだしてからそんな機会少なくなってきたから多少うらやましくもあったりもするんです。

 

 ところで今回のディカプリオの相棒役のジョナ・ヒルどっかで観たことあるなぁってずっと思っていたらマネーボールのブラピの相棒役でした。なんだか、とりわけかっこいいわけではないのに気になる存在なんだよなぁ。って思いながら観てました。

 あと音楽もテンションあがる感じでよかったです、サントラ欲しいな、と思いました。

 なんかとりとめない文書になりましたが、映画自体が理屈でみるものじゃないからしょうがないというか、とにかくテンション高くて刺激も多いので、何か日々に退屈を感じている人がいたら必見ですよ。