三児の父はスキマ時間でカルチャーライフ

仕事も趣味も育児も妥協しない。週末菜園家が、三児の子どもたちを育てながら、家事と仕事のスキマ時間を創って、映画や農業で心豊かな生活を送るブログ

《ドラマにみる食と農》パターンセリフが面白い孤独のグルメ第6話レポート

 

今回の孤独のグルメもなんだかウェット。

舞台は鷺宮です。

お決まり通りまずは、仕事の営業シーンから。

営業先に向かう道中、二人の主婦の話を耳にします。

「馬を水飲み場に連れていくことは出来るけど、水を飲ませることは出来ないのよね。」

何かの話のたとえ話ですが、それを聞き、不自然に脳内で繰り返す井之頭。

このセリフが、何か今回のキーワードになっているのでしょうか。

 

今回の営業は美容院(?)の店舗の改装のコーディネート。

例によって、無茶苦茶の要求に困惑するところから始まります。

終始おばさんのペースに飲み込まれてしまいます。

「私たちお客さんの頭(髪)のケアは出来ても、心のケアまでは出来ない」

それを聞いた井之頭は「馬を水飲み場に連れていくことは出来るけど、水を飲ませることは出来ないのよね。」をフラッシュバックします。

 

今回のエピソードは、◯◯出来るけど、◯◯出来ないの羅列なのか!?

 

打ち合わせを終え、店を出ると今度は、鷺宮に降りたもう一つの理由である旧友に会いに行きます。

ここで旧友との回想シーンに。どうやら、旧友とは貿易商仲間のようです。

旧友を演じるのは、田中要次さん。

本シリーズでは、有名俳優が出ることが少ないけれど、きっとこの方もこの一話のみの登場なんだろうなぁ。

 

現在に戻り、いよいよ、仲間の元へ。

そこには、回想シーンの姿とは全く違う女装姿の旧友がありました。

「こうなったか。」

普段リアクションの薄い井之頭も、これにはびっくりした様子です。

今は、貿易商からは手を引いた様子の旧友。

見た目のインパクトからか、話の内容を覚えていないですが、少しの会話の後、妖しくて、艶っぽい雰囲気に。

もう行かなければ、と去ろうとする井之頭の背中に、そっと顔をつける旧友。

秘めた想いを持っているようです。

そして、本エピソードの決めゼリフがここで登場。「人を愛することは出来るけど、子供を産むことは出来ない」。

 

結構、井之頭ってモテる男なんだな、って思います。至る所で、人を恋に落とさせてきたのかなって。でもあの通り、孤独と自由を何より大切にする井之頭ですから、この場でもそのまま店を出ます。

 

今回も、このウェットな展開など無かったかのように、飲食店へ向かいます。

看板の可愛い豚の絵が印象的なトンカツ屋さん。

常連さんがいっぱいいる感じのこじんまりしたお店です。

チキンカツとトンカツで悩み、迷ったときはミックスカツを頼んでしまうことに共感。

他の客の薦めで、にんにくロース焼きも頼んでしまうところが毎度大食漢の井之頭です。

いつにも増して美味しそうに食べる様子でした。

今回やたら、他の客からの『井之頭さんが飲めないイジリ』があるな、と思っていたら、全て食べ終わって、満足、満腹の状態で店外へ出た時。

「飲めなくても、(子供も)産めなくてもいいじゃないか、鷺宮

と残して上機嫌に街を去ります。

うーん、適当ですね笑

 

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