当ブログではこれまで、Netflixのオリジナルドキュメンタリーシリーズ 腹ペコフィルのグルメ旅の感想をレポートしてきました。
アメリカの人気番組の「hey!レイモンド」の製作者であるフィルが世界各国を旅しながら、その道中で出会った美味しい料理や人々との交流をコメディタッチで描くドキュメンタリーです。
ここではフィルが出会ったさまざまな料理の中から、私が訪れて食べてみたいと思ったものを各エピソード毎に紹介したいと思います。
バンコク
チェ ファイのカニ肉のオムレツはその調理法が凄かったです。カニ肉たっぷりの溶き卵をそのまま油に沈めます。さらに油の中で丸めながら、卵を追加するのは驚きでした。
実際に調理をするゴーグルをかけた70代のおばあちゃんも印象的でした。
サイゴン
定番のフォーやバインミーも捨てがたいですが、創作料理で美味しそうだったのは、カオ•バー•クアン の五色のビーフサラダ。
ニンニクで炒めた牛肉の周りを、タイナス、ミント、キンカン、 レモングラス 、パイナップルが彩ります。シンプルながら美味しそう。
テルアビブ
もっとも食についてのイメージが無かったイスラエルのテルアビブ。
この国で驚きだったのはウリ•ブーリのサーモン。刺身の上にワサビのシャーベットが載っているのは、衝撃でした。日本から遠く離れた国で日本らしい魚食文化があるとは。
リスボン
一口サイズで色んなパステルを食べ歩くのが楽しそう。カフェで出会ったグループとパステルで乾杯をしてたのが面白かったです。人々との交流が楽しい街でした。
シーフードレストラン ラミロのエビ、カニの食べ放題状態も羨ましい限りでした。
みんなでエビをかぶりつく。まさに至福そうでした。
ニューオーリーンズ
地域の伝統が息づくクレオール料理の女王 リア チェイスのガンボです。
ハム、チキン、エビ。家庭料理らしく、その日その時あるものを煮込みます。日本でいう煮しめのように、味と一緒に愛情も染みているというところでしょうか。
メキシコシティ
回転式グリルで焼く豚肉アルパストール。
きっと本場の屋台で食べるのは格別なんだろうなぁ、と。タコスを食べるとき、動かすのは腕でなく、頭を動かして食べるというのが印象的でした。
どの国どの街にも、その地域ならではの名物料理があります。自分だけの店を発見したとき、それは至福の喜びになるのだと思います。
この番組では本当にたくさんのレストランや屋台料理が登場するので、ぜひ自分だけの行きたいお店リストをつくってはいかがでしょう?