三児の父はスキマ時間でカルチャーライフ

仕事も趣味も育児も妥協しない。週末菜園家が、三児の子どもたちを育てながら、家事と仕事のスキマ時間を創って、映画や農業で心豊かな生活を送るブログ

Netflix アグリーデリシャス第1話感想レポート

Netflixオリジナル ドキュメンタリー

今回は最近配信開始されたオリジナルシリーズ「アグリー デリシャス 極上の食物語」の内容をレポートします。

 

同じくNetflixのオリジナルシリーズ「シェフのテーブル」は、シェフという被写体とその芸術作品たる料理を味わう、硬派でストレートな内容のドキュメンタリーでした。

 

今回配信されたアグリーデリシャスは、もう少し尖っていて、挑戦的なドキュメンタリー作品でした。

 

内容は韓国系アメリカ人で、ヌードルバーで人気を博した料理人デビッド チャンがさまざまな場所やレストランを訪れて食の文化を深掘りしていくというもの。

単においしいもの食べてうまい!最高!って感じの番組ではありません。

 

今回のテーマが、「最高のピザとは?」だったのですが、そもそもピザとは?という定義から始まり、革新的なピザを作る店、伝統的なピザを作る店、はてはドミノピザまで、さまざまなピザを食べながら、そして語ります。

 

デビッド・チャンの歯に衣着せぬ物言いが、心地よい緊張感を出しています。

マグロを乗せて焼く日本のピザ店が登場しますが、ぶしつけな事を言うから、結構ヒヤヒヤします。日本のシェフが、自分の作る料理はピザではないと思っている、というと、「トランプ大統領のように別の事実が出てきた」と。

 

カレー、ラーメン、トンカツ(ピザもそうかも)、外国が発祥だけど日本で独自に発展した食文化が存在します。

日本だけの特殊な文化だと思っていましたが、アメリカも文化の坩堝だと言うだけあって、食文化を取り入れてきたのです。

 

その代表が今回のテーマのピザなのです。

正統派も良いけど、正統派だけが正しいとは思わない。名言だと思います。