三児の父はスキマ時間でカルチャーライフ

仕事も趣味も育児も妥協しない。週末菜園家が、三児の子どもたちを育てながら、家事と仕事のスキマ時間を創って、映画や農業で心豊かな生活を送るブログ

ハンターキラー 潜行せよ!が予想に反して面白かった。

ハンターキラー 潜行せよ!が予想に反して面白かったです。本作は、ポリティカルサスペンス込みの潜水艦アクション。いささか現実感のないストーリーではありますが、ポリティカルサスペンス押しなことで必要以上に人間関係が描かれないうえに、テンポの良い話運びと相まって、とても観やすかった。少なくとも上映時間中飽きることはなかったです。

本作はなんといっても、主人公のジョー・グラスさんのリーダーシップっぷりがしびれる映画です。信じると決めたら信じ抜く、周りにヤバイよヤバイよって煽られても信じ抜く。ジョー•グラスさんは、敵国の将に運命を託したり、チキンレースみたいなことして、わりと周りにヤバイよ、ヤバイよ、と言われることばかりするんだけど、自分の決断を信じて、結果を出してるんです。決断することより、自分の決断を信じ抜くことの方が大変だよなぁ。うん、ラストのあの判断は僕だったら絶対に出来ない笑

人生の大半を水の中で過ごしてきた艦長はじめお仕事大好き人間が自分の責務を全うする姿が、働くおじさんたちのためのエンターテインメントとしてよく出来ていると思いました。

アクションについても、潜水艦映画ってあまり知らないけど、音しか頼りにできないことだったり、敵に捕捉された時の絶望感は勉強になりました。どこまでも追ってくる魚雷ほど絶望な武器はないよね。爆発的な傑作ではないけど、全体質が高くて安心して見られましたね、良かったです。

ハンターキラー 潜航せよ [Blu-ray]