「え!?嘘。まさか私が?」
今の職場での経験は二年。
まさか二年で部署異動になるとは思っていなかったので、思わず声を上げてしまいました。
しかも、異動先は忙しい部署です。
でも、異動の連絡を受けた時、仕事の心配よりも、別の心配が心をよぎりました。
ブログ記事を描き続けられるかな?
私は、現在書くことについて修行中です。
今年の3月からは、2000字程度の記事を、週4回書くことを頑張ってきました。
働きながら、ブログ記事を続けるには、執筆時間を作るのが大変です。
はじめの1ヶ月は順調よく、書き続けることができました。
記事を書くのも時間がかかっていたのですが、コツを掴むと書くペースも上がっていくのを感じ、さぁこれからだという時の事でした。
部署異動のアクシデントがあったのです。
予期せぬ人事異動だったので、片付けで手一杯で、夜遅くまで残務整理に追われてしまいました。異動してからも、慣れない職場での仕事は効率も悪く、残ることも多かったです。
やはり残業は多い職場でした。
せっかく書くペースを掴んだのも束の間、4月に入ると途端にペースは落ちてしまったのです。
だんだんとブログ記事を書く余裕がなくなっていきました。
せっかく書くペースを掴んでいても、ライフスタイルの変化で、記事を継続することが難しくなったのです。
一方で、今回の経験で、ペースは落としてしまいましたが、ブログを継続するためのコツといいますか、心構えみたいなものも掴んだ気がしています。
ライフスタイルの変化があっても、良い習慣をどう続けるか?
大変な人事異動の経験を経てヒントを得た気がするので紹介してみたいと思います。
ブログ継続のコツはなんといっても、仕事と家庭の分離です。
ワーク・ライフ・バランスという言葉があります。私はそれに対してワーク・ライフ・スプリット(分離)という言葉を提唱したいです。
要は、仕事を家庭に持ち込まないということです。
これは、単に仕事を家でするということではありません。
家庭にいる時に仕事のことを考えないということです。
平日、月曜日から金曜日まで働いて、土日は休み。
一般的なサラリーマンの働き方です。
せっかくの土日、会社での仕事のことが気になって、頭がグルグルと回っていることはないでしょうか?
まさに私がこの3月から4月にかけてその状態でした。
土日なっても、頭の中は異動のことばかり。なかなか記事を書くモードに切り替えることができないのです。
もしかしたら時間だけなら、忙しくなっても見つけられるかもしれない。
でも、頭の中をグルグルと回る仕事の悩みだけは、時間があっても、他のことをやる気にさせなくするのです。
だから、私は土日になる時は、なるべく仕事のことを考えないよう、考えないように努力することにしました。
家庭を仕事の感情で支配されると、自分のやりたいこともできなくなるのです。
考えないようにするコツは、土日に仕事のことばかり考えても、結局その場では解決しないと思うことです。
あれどうしようかな、これどうしようかな。尽きない仕事の悩みがあったとします。
大概の仕事は、職場で資料を確認したり、先方と連絡をとったり、上司と相談したりしないと解決しません。
解決できないことを、土日に家庭で仕事について頭を捻っても意味がない、と言い聞かせるのです。
仕事は仕事。家庭は家庭とそれぞれの時間はそれぞれの時間に集中した方が、解決するかもしれません。
STAP細胞で世間は賑わせた小保方晴子さんはこう言っていました。
「デート中も仕事のことを考えていました。」
人によっては、土日も仕事のことばかり考えた方が、より仕事の成功につながると考える人もいるかもしれません。
でもそれは違うと思っています。
土日に仕事で、何かアイデアをヒラメくことと、土日に仕事について考えることは似ているようで違う気がします。
アイデアは、仕事について考え続けるから出るものでもありません。
むしろふと、仕事を離れた時の方にアイデアを思いつく、という方が多いくらいかもしれません。
有名なミュージシャンも、世間的にヒットした楽曲はトイレで思いついた、なんてエピソードも聞いたことがあります。
大事なのは、アイデアが思いつけるように、仕事は仕事でアンテナをはっておくことです。
アンテナをはっていれば、土日は別のことに集中することで、結果的に仕事に結びつく。
そんな気がしているのです。
ですから、私自身も、なるべくなら土日は仕事を忘れて、書くことに集中しようと思っています。
この記事を書くことそれ自身が、将来的に平日の仕事にも役に立っていく。そんな気もしています。
ワーク・ライフ・バランス。
シーソーを想像した時に、平行を保つということは実は結構難しいということがわかると思います。シーソーもどちらかに負荷がかかれば、バランスは崩れます。
バランスを取るのではなく、完全に分ける。
どんな環境の変化があったとしても、それだけは肝にめいじてブログライフを続けていきたいと思います。