三児の父はスキマ時間でカルチャーライフ

仕事も趣味も育児も妥協しない。週末菜園家が、三児の子どもたちを育てながら、家事と仕事のスキマ時間を創って、映画や農業で心豊かな生活を送るブログ

イクメンでなくデキる男を目指そうと思った理由

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妻から言われた言葉にショック

「あなたって仕事が出来ない人なんだね。」

子育て中、妻に言われた中でも一番ショックだった言葉です。

 

私は世間で言われるような「イクメン」ではありません。

かろうじて出産には立ち会ってきたけど、育児休業もとっていないし、育休中は妻に任せぱなしでした。

 

だから、妻からはよく怒られていたと思います。

 

それは、もう何年も前のことだったと思います。

末っ子シンジ君はまだ生まれてなくて、次女アスカちゃんが生まれて妻が育児休暇中の時のことでした。

 

ちょうどその時私は、忙しい部署に異動させられて、てんてこ舞いの日々でした。

 

その日は珍しく、仕事から早く帰ることが出来そうな一日でした。

朝の時点で、今日は早めに帰れると約束していました。

たまには早く帰って、家事・育児に参加しなければ、と思っていたので、今日は良かった、と自分自身も安心していました。

 

しかし、仕事というのは、えてして急に降ってくるものです。

パズルゲーム「ぷよぷよ」みたいに、おじゃまぷよが降ってくる。

一生懸命、仕事の段取りをつけて、連鎖を狙っていたとしても、仕事が消えるどころか、おじゃまぷよのせいで仕事は積み上がるばかりです。

 

結局、その日も帰るのが遅くなってしまいました。

やはり、妻は怒っていました。

そこで言われたのが、冒頭の言葉なのです。

 

「あなたって仕事が出来ない人なんだね。」

ショックでした。

返す言葉がありませんでした。

 

育児や家事ができていないことを責められるのであれば、私自身も出来ていないと思っていたので、怒られても仕方がないこと。

ただ、仕事が出来ないというのは、私自身は一生懸命「仕事は」頑張っていると思っていたので、不意を突かれた気持ちになりました。

 

育児は参加するものではない

でも、その言葉で気付かされたのです。

よくイクメンとは、育児や家事に積極的に参加する父親のことを言います。

おむつを変えたり、ミルクを与えたり、炊事や洗濯、保育園への送迎。

でも、そこには大事な視点が抜けていました。

 

育児というのは、参加するものではありません。

夫婦二人でこなすべきタスクの一つである、と。

家事や仕事も含めて、家族が取り組むタスクの一部だったのです。

 

ここで私が仕事に一生懸命「頑張っている」ことなど、妻には関係のないことなのです。

だから、仕事も家事も育児も全部結果を出してこそ、評価されるのです。

家事も育児も仕事も全てうまく回していくためには、その三つのタスクをいかに効率よく回すことこそが重要になります。

 

だから、目指すべきはイクメンではなく、デキる男になる必要があると考えたのです。

 

イクメンになるって言ってしまうと、育児以外のことを軽視してしまっているような気がして、ちょっと違うと思ってました。

 

私は私の人生。

 

もちろん子育ては大事だけど、仕事も趣味も妥協したくない。

要は、欲張りなんです。

でも自分の欲望に忠実になりたくて。

そのせいで、妻に迷惑をかけてもいます。

妻が育児休暇を取得してくれたのは大きかったし、妻に甘えてばかりでもありました。

 

だから、育児も仕事も趣味も全部頑張ろうと決めたのです。

 

育児も仕事も趣味も全うするには

ただやみくもに頑張っても、潰れるだけです。

全部やるためには、デキる人間になるしかないと思いました。

 

もしあの時、妻が「もっと育児に参加しろ」って言われてたら気づかなかったかもしれない。

「仕事出来ない人なんだね」

言われた時は、傷ついたけど、それで逆に火がついたのです。

 

デキる人間になれば、もっと育児にも時間を割くことが出来る。

だから、私はデキる人間になるために、試行錯誤を重ねてきました。

 

おかげと言っていいのか、曲がりなりにも、3人の子育てを全うしてきました。

近くに頼れる親族がいませんでした。里帰りもしなかったので、夫婦二人で3人の乳児期を過ごしてきました。妻が仕事に復帰していた時期は、共働きで乗り越えてきました。

その時は、私も保育園の送迎してきました。

早く帰れた日には、なるべく夜の絵本の読み聞かせもしてきました。

 

一番上のレイちゃんは無事今年から小学校、末っ子シンジくんもお乳離れが近いです。

三人とも乳児は卒業、無事に第一段階はクリアだと思っています。

 

それを乗り越えられたのは、デキる男を目指して実践を重ねてきたことが大きかったと思います。

おかげで、仕事は子育て中に昇進。

趣味のブログもこうやって続けられているし、映画も週一回観るのは確保出来ています。

 

デキる男の実践方法

 

どうやってデキル男を実践してきたか?

そこには、3つの考え方があります。

 

  • 乗り越えるべきタスクを減らす
  • 乳児期は、子ども目線よりも母親目線で
  • 自分の趣味に子どもを寄せる

 

共通していえるのは、ビジネス的にいえば、いかに生産性を高めるかというとです。

育児や家事でいえば、限られた時間でいかに効率的にタスクをこなし、効果を高めるかということです。

つまり、ビジネスの手法を家庭に取り入れるのです。

 

どのように実践してきたか、詳細は今後ブログで不定期でアップしていきたいと思います。

 

 

最後に、育児や家事は家族で乗り越えるタスクです。デキる男を実践しようとしても、妻の協力なしには出来なかったと思います。

というより、まだまだ自分は完璧にデキる男ではありません。この4月からも異動になってしまって結局帰りが遅い日が続いています。それでも、妻は家庭を守り続けてくれています。

また、子供が寝静まったあと、自分の時間をくれる妻に感謝しています。

 

 

まだまだデキる男への道半ばです。これから実践を積み重ねたいと思っています。

 

仕事も子育ても家事も妥協したくない人は一緒に実践していきましょう!