食戟のソーマは、原作 附田祐斗、作画は佐伯俊のグルメ漫画で、週刊少年ジャンプにて連載中。単行本は現在28巻まで刊行されている人気作です。
アニメ第14話の感想レポートをお届けします!
今回は前回からの続き、宿泊研修の朝食の課題です。それぞれの登場人物がつくる様々な卵料理が見どころでした。
朝食のビュッフェ形式というなかでの課題設定と課題解決の方法が上手になされていたと思います。
創真が選んだ料理はスフレオムレツ。
ふわふわの見た目が特別感を演出する一品ですが、時間が経つとベチャりとしてしまいます。
このことが、お客さんが自分が提供するタイミングで食べてくれるとは限らない。ホテルの朝食ビュッフェならではの課題を生み出しています。
面白いのは、その課題の解決方法です。
スフレオムレツというメニュー、お客さんが食べるタイミングが分からないという条件では不利に思われたメニューですが、今度は一転、創真の類いまれなる調理力でライブ感のある調理を演出し、お客さんを引きつけることに成功します。
お客さんの目の前で調理できることを活かした対応で難を乗り切ったのです。
ビュッフェスタイルならではの課題を、ビュッフェスタイルならではの方法で対応する。なかなかヒザを打つ展開で楽しめることが出来ました。
相変わらず、極星寮のメンバーが合格するプロセスが描かれないので、ふに落ちない部分も多いのですが、薙切アリスという新キャラの登場や秋の選抜というワードなど新たな展開も予想させるエピソードとなっていました。