三児の父はスキマ時間でカルチャーライフ

仕事も趣味も育児も妥協しない。週末菜園家が、三児の子どもたちを育てながら、家事と仕事のスキマ時間を創って、映画や農業で心豊かな生活を送るブログ

園芸コラム

冬は家庭菜園をメンテナンスしよう

ビギナーズラックだった1年目 野菜づくりにとって土は資産 必要なのは土のメンテナンス ビギナーズラックだった1年目 私は3年ほど前から家庭菜園で野菜を育てています。仕事しながら、育児しながらでの栽培なので、実際は週末にしか菜園作業出来ていません。…

冬野菜が寒さで紫色になる理由 原因は野菜の日焼けにあった

今年は、本当に地球は温暖化しているのかというほど寒い年末年始でしたね。 私はといえば、例の感染症で、遊びに行くこともできていなかったので、家庭菜園の作業で過ごしていました。 時期はずれの野菜の種まきにも挑戦しました。 ツイッターのタイムライン…

ニンジンの冬まき栽培に挑戦! 年内収穫後のスペース有効活用

今年も仕事おさまりました。 お仕事・家事・育児頑張ってきたみなさん。お疲れ様です。 今年はなんといってもコロナ禍の一年でした。 年末年始は旅行はおろか、帰省や初詣も行けなさそうなので、家庭菜園にいそしみたいたいと思っていました。 普段は仕事で…

野菜のシャキシャキ感の秘密は? 細胞レベルで読み解く鮮度保持の秘訣

野菜は鮮度が命だと言います。 せっかく買った野菜や収穫した野菜がしなびてしまっては美味しさも半減です。 特にサラダで食べる場合はシャキシャキ感が命です。 それでは、野菜の鮮度を保つためにはどうしたら良いか? しなびた野菜を復活させるにはどうし…

〈園芸コラム〉タアサイの美しさにはわけがある 植物の成長戦略が生んだ造形美

ボタニカルアートという分野をご存知でしょうか? 植物を題材にした美術作品です。 植物の造形って人工物にはない、独特の美しさがあります。 「生物は神様が作り上げた産物である。」 「進化では、生物のような複雑な構造は説明できない。」 昔の人がそう思…

〈園芸コラム〉冬の追肥は効果がない? 3つの理由

今回は、冬場の肥料は効かない? という話をします。 先日、11月は異例の夏日で、暖かい日が続いたという話をしました。 暖かい日が続くことは、植物にとって、いいことも悪いこともありました。 mqchaso.hatenablog.com 特に私の家庭菜園では、今年秋冬野菜…

史上初11月の連続夏日、野菜づくりには良いことも悪いことも

「野菜がたくさん育っているよー」 仕事で職場にいると、妻からのラインが届きました。 11月中旬の話です。 最近仕事が忙してくて、なかなか畑に顔を出すことが出来ていませんでした。 その間に野菜たちがすくすくと育っていたようです。 実はその知らせは私…

玉ねぎの苗はなぜ浅植えしてはいけないのか?

育児も仕事も趣味も妥協しない。 本ブログのテーマです。 今回週末の時間を使って、育てている家庭菜園の野菜たち。 来年は今以上に家庭菜園に費やせる時間が少なくなることが予想されます。 育休中の妻が仕事に復帰するからです。 そこで妻の復帰を見越して…

しそジュースの謎

「昔の人は、どうして、しそをジュースにしようと思ったのだろう?」 高校生のとき、友人の家でしそジュースをふるまわれたことがあります。 その時のしそジュースの美味しさは今でも心に残っています。 氷がたっぷり入ったグラスに注がれたしそジュースは赤…

朝顔とメダカ水

「レイちゃんの朝顔だけが青々としててびっくりした」 7歳になるレイちゃんが、夏休みの間だけ家に持ち帰っていた朝顔の花。 夏休みの宿題として定番の、毎日観察して、花が咲いたら記録をつけるというものでした。 私自身は仕事が忙しく、朝顔の様子をみる…

《園芸コラム》家庭菜園初心者にニンニクをオススメする理由

おすそわけしたらよろこばれたニンニク 貸し農園でニンニクがあまり栽培されていなかった理由 ニンニクのおすそ分けで貸し農園の利用者同士のコミュニケーションに おすそわけしたらよろこばれたニンニク 「たくさんとれたね」 貸し農園に行くと、大体いつも…

《園芸コラム》スイカの葉っぱが巻いてしまった3つの理由

菜園で一番子供が収穫を楽しみにしている野菜があります。 スイカです。 うちの子供たちはみんなスイカが大好きです。 夏の暑い時期に食べるそれは確かに最高です。 一般家庭だと、一玉はかなり大きいと思いますが、我が家ではペロリです。 3人の子供たちが…

《園芸コラム》家庭菜園のひそかな楽しみ  自分で野菜を育てるメリット 

新型コロナの感染拡大で、自粛要請がされるなか、家庭菜園の人気が高まっています。 私もコロナ禍の中、自分が借りている畑を楽しんできました。 今日は、家庭菜園で自分で野菜を作って食べることのメリットについてお話したいと思います。 自分で野菜を作っ…

《園芸コラム》夏野菜植え付けの時期 ー GWが一番良い理由

いやー,やっぱりGW過ぎると暑くなってきましたね。最近は春がなくなって,冬を過ぎたらすぐに夏になる,なんて言ったりもします。 私は出勤時にスーツを着用していますが,アウターを着なくなったのは,やはりGW明けてからでしょうか。4月中はネクタイも締…

畑に動物の糞を撒くのはなぜか? 堆肥の効用とは

ホームセンターに並ぶ動物の糞 この季節、ホームセンターの園芸コーナーに行くと、鶏糞や牛糞などの動物の糞がたくさん積まれています。 これらの糞は、家庭菜園に使う、いわゆる園芸用品。 夏野菜の準備として、土づくりに必要なものです。 夏野菜を植える…

ほうれんそうの花が咲く頃、農家が苦しむ話 ー 端境期とは

ほうれんそうの花が咲く頃、農家が苦しむ話をします。 我が家では、毎週末、貸し農園の畑作業に汗を流しています。 すっかり春の陽気になった今日この頃、いつものように畑に向かうと事件が! ほうれん草の花が咲いていたのです。 そう、春は花の季節です。 …

タンポポは畑の侵略者!? 雑草との戦い【菜園日記】

「ちょっと隣の区画のタンポポ摘んでくる。」 先週末、妻と一緒に畑に出かけると、そう言って、おもむろにタンポポを摘み始めました。 我が家では毎週末、貸し農園に畑作業に出かけています。 すっかり季節も春めいてきて、畑の周辺のタンポポも咲いていたの…

野菜の土づくりはホテルのベッドメイキングである。

先週末は寒かったですね。関東の方は、雪も降っていたようです。この数週間暖かい日が続き、桜も見ごろを迎えていたので、気分はすっかり春になってたのが、冬に逆戻りしたような天気でした。 昨今のコロナ情勢もあいまって、春めいていた気持ちまで冬になっ…

野菜にとって温室育ちは良いのか、悪いのか ー ほうれん草の失敗に学ぶ

みなさんは、温室そだち、と聞くと、どんなことを想像しますか ? 小さな頃から、裕福な家庭で大切に育てられ、社会の厳しい環境を知らずに育ったような人。 たくましさに欠け、世間知らずで、内気でひょろっとした人。多くの方が、そんな人物像を描くのでは…

家庭菜園の通信簿 プロとアマの違いを楽しむ

こどもの頃、私は通知表が楽しみな方でした。(今年はコロナの影響で学校が休校となり、通知表が出されているかもわかりませんが。)自分で言うのもアレですが、勉強はわりとできる方でした。中学生時代は、ほぼ毎学期5科目とも、オール「5」取れていたの…

《菜園日記》スナップエンドウの冬越し

久しぶりの園芸ネタです。 実は少し前から市民農園を借り始めたのでその報告を少し。 とはいえ、10月から借り始めたので出来る品目は結構限られてて、 ホウレンソウ ソラマメ・エンドウ ナバナ あとこれからタマネギを植えようかなと思っているくらい。 今…

丸大根の煮物 米のとぎ汁で下茹でする理由 下茹でした方が良いとき・しなくて良いときを見極めよう

今日は丸大根の煮物作りました。 急に冷え込みが激しくなり,あったか〜い煮物が恋しくなる季節なる季節となりました。 大根の煮物といえば,煮込む前に、大根を米のとぎ汁で下茹でするように書いてあるレシピは多いです。 でも、実際のところ、この下茹で作…

《園芸コラム》完熟のルール

猛暑が過ぎ、夏野菜も終わりに近づいてきました。 さて、夏野菜をご家庭で育てている方にはご存知の方も多いと思いますが、トマトやとうがらしなどの夏の果菜類は8月くらいの真夏になると、実が大きくなる前に赤くなってしまうことがあります。 これは一体…

<園芸コラム>ナスの日焼けーなぜナスは黒紫色になる?

さて、先日はボケナスについて説明しましたが、今回もナスネタで行きたいと思います。 ボケナスのわけ - Whistle Lifemqchaso.hatenablog.com 「ボケナスのわけ」では主に色のくすみについて説明しましたが、今回はそもそもナスにどうやって色がつくかという…

《園芸コラム》ボケナスのわけ

さて、本日もベランダ菜園の話題から。 ベランダ菜園の賀茂茄子。今日はじめて収穫してみたのですが、、。色がものすごくくすんでしまいました。 はっきりいって美味しそうではない。 なすといえば、こんな感じ↓で光沢のあるものがやっぱり美味しそうですよ…

《園芸コラム》トマトの尻腐れ果発生から対策まで

今回もベランダ菜園シリーズです。 ようやくトマトが大きくなってきたかと思い、手にとってみると、 ん?なんか茶色いのシミみたいなものが?? これからの果実にも茶色のシミが。 調べてみるとどうも尻腐れ果の模様です。 もっと酷い症状の写真が結構でてき…

《園芸コラム》トマトの着花習性と葉っぱの配置について

以前にベランダ菜園を始めた記事を書いてからしばらく経ってしまいました。 わりとすくすくそだっている我が家の野菜たちです。 今日はトマトの着花習性の話をしたいと思います。 よく園芸の雑誌等で、「トマトの花は同じ向きに咲くので作業効率を考え、花が…