三児の父はスキマ時間でカルチャーライフ

仕事も趣味も育児も妥協しない。週末菜園家が、三児の子どもたちを育てながら、家事と仕事のスキマ時間を創って、映画や農業で心豊かな生活を送るブログ

映画

映画「TENET(テネット)」が知的好奇心を刺激する理由

アインシュタインの相対性理論はなぜ人の知的好奇心を刺激するのでしょうか? 本屋さんに向かえば、相対性理論の入門書がずらりと並んでいます。 大学で学ぶような高度な理論にも関わらず、相対性理論を理解しようと多くの人が入門書に手を伸ばすのです。 で…

映画ドラえもん のび太の新恐竜で親の心を鷲掴みにされた話

はじめは、子どもに付き合ってるだけのつもりだったはずが、最後には完全に感情移入してしまいました。 映画「ドラえもん のび太の新恐竜」の話です。 白状すると、年甲斐もなく涙を流しそうになってしまいました。 「年甲斐もなく」 実のところ、本作にこの…

【テネット予習シリーズ】インターステラーは時の魔術師ノーラン史上最大スケールの映画

繰り返し時を描いてきたクリストファー・ノーラン クリストファー・ノーランは時の魔術師。 最新作「テネット」に向けて、「インセプション」「インターステラー」と、ノーランの代表作を見返した私の感想です。 ノーラン監督は繰り返し、「時のズレ」を表現…

【テネット予習シリーズ】映画にインセプションされる? ノーランが仕掛ける夢物語

夢がテーマの複雑な作品 斬新な夢の中の表現 映画自体にインセプションされている? 先日、コロナで随分足が遠のいていましたが、実に半年以上ぶりに映画館に足を運びました。 久しぶりの映画館で観る映画として選んだのは「インセプション」です。 クリスト…

日本沈没2020レビュー 予定不調和なストーリーが感性に訴える

ピカソのゲルニカ 昔、美術の教科書でピカソの「ゲルニカ」を観ました。 中学生時代だったと思います。 「何だ、子どもの落書きじゃん。」 まわりの友達とは、そんな感想を言い合っていたのを覚えています。 ピカソは、言わずと知れた天才画家です。 でも、…

映画「天気の子」レビュー 天気の子は、思春期への旅でした。

新海誠監督の最新作「天気の子」がレンタル開始していましたので、遅ればせながらですが、鑑賞しました。 あのポスターのビジュアルといい、RAD WIMPSが主題歌の音楽を務めているといい、「君の名は。」の続編か? なんて思えるほど、雰囲気が似ていたので、…

映画「AI崩壊」感想レビュー 溢れるマイノリティ・リポート感、シン・ゴジラ要素が欲しかった一作

2002年に公開された映画「マイノリティー・リポート」という映画をご存知でしょうか? スティーブン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演のSFアクション大作です。 そこで描かれたのは、犯罪予知システムによって、犯罪が未然に防がれる世界でした。 …

映画「アナと雪の女王2」感想レビュー エルサの自分探しの旅

マズローの欲求5段階説って聞いたことがありますでしょうか? マズローという心理学者は、人の欲求はピラミッドのように5段階の構造を持っていると言いました。下の欲求が満たされれば、その次の欲求に。その欲求が満たされれば、その上の階層の欲求に、人…

映画「T34 レジェンド・オブ・ウォー」感想レビュー 純度100%の戦車映画

最近ライトなエンターテイメント映画が流行っている気がします。 先週感想をあげた「EXIT」もそう。パニック映画というジャンルにしては、かなりライトで、シンプルなまでにアクションを楽しむ映画になっていました。 今年一番の傑作「パラサイト」について…

映画「EXIT」 感想レビュー 気軽に楽しめるテーマパークのような韓国映画

高校時代、学校の定期試験が終わると、友人らと一緒にテーマパークに遊びに出掛けました。 試験最終日の気晴らしでした。 向かった先は、長島スパーランド、三重県にあるテーマパークです。 温泉やホテル、アウトレットモールなどが併設されており、長島スパ…

エイス・グレード 感想レビュー 思い出したくない中学時代の青春映画 親のまなざしに涙腺決壊

いつもなら、映画の記事は、観てから感想をまとめるのに2、3日かけます。 でも、本日紹介する映画「エイス グレード 世界で一番クールな私へ」はすぐに記事化したい! 観た直後に溢れた熱い気持ちをなるべく早くそのまま伝えたい! と思いました。 鉄は熱…

海獣の子供 感想レビュー アニメーションでしか出来ない抽象化された映像表現に驚愕

海獣の子供は夏休み青春映画? 海獣の子供は宇宙の神秘に触れる映画 海獣の子供はエヴァンゲリオンと似通っている 抽象度の高さがアニメーションとマッチ 海獣の子供は夏休み青春映画? アニメ映画「海獣の子供」の主人公・流花(ルカ)は中学生。 彼女の夏…

映画「アンカット ダイヤモンド」感想レビュー 荒削りな男の人生の輝き

みなさんの周りにどうしようもないダメ人間っていませんか? その人物はきっと、周囲では有名人で、その人にまつわる噂話やエピソードが、いろいろ出てくるのではないでしょうか? 私の周りにもかつて、仕事はミスするし、時間にルーズな人がいました。 でも…

映画「蜜蜂と遠雷」感想レビュー 音楽映画至上最もストイックな音楽映画

蜜蜂と遠雷見ました。 タイトルとパッケージだけをみるにユルフワ系の日本映画と思ったんですけど、違いました。 これは思った以上に、硬派といいますか、ストイックな映画作品だと感じました。 ストイックというのは、音楽に対するストイックさ、です。 そ…

映画「よこがお」ダークサイドへの道は常に日常に潜んでいる 感想レビュー

その昔、金銭トラブルに巻き込まれたことがあります。 ここでは詳しくは書けませんが、知人が大きな買い物をした際、手続きの関係上、別の人に立て替えてもらったのです。その時私は、知人と立替者の仲介役になっていました。 その知人とはその後、音信が不…

映画「旅のおわり世界のはじまり」が、私にとって特別な映画になった理由 感想レビュー

映画を紹介するとき、 「この映画は傑作です。」 または、 「この映画は駄作でした。」 なんて、傑作や駄作なんて言って評価したりします。 あるいは、映画.com や filmmarksといった映画レビューサイトで星をいくつつけるか、といった方法で映画を評価しま…

映画「凪待ち」怒りの先にあったのは正論を超えた愛でした 感想レビュー

「人に正論を振りかざす時は気をつけた方が良い。正論は人を傷つけるから。」 小学校の先生である妻がそう言ったのを聞いて、私はなるほど、と膝を打ちました。 もう何年も前の話でした。 職場の後輩から頼まれごとをした際に、正論を言って断ったことがあり…

映画「ジェミニマン」FF7リメイクのようなヌルヌル感を楽しむ映画 感想レビュー

それはまだ、私が小学生だった頃のことです。 ゲーム少年だった私、いや、私も含めた同世代の誰もに、衝撃を与えたゲームがありました。 その名は、ファイナルファンタジー7です。 初代プレイステーションで、初めて発売されたファイナルファンタジーのナン…

映画「Us(アス)」社会派ホラーのメガネをかけずに楽しもう 感想レビュー

現代のアメリカを描いた社会派ホラー 映画に目の肥えた人だったら気づいていたかもしれません。 でも、私はまんまとだまされてしまいました。いわゆるドンデン返しです。 世間的にはドンデン返しよりも社会派ホラーとして知られている本作「アス」 。 監督の…

映画「見えない目撃者」感想レビュー 本場韓国より面白い!? 傑作スリラー誕生

面白かった! 映画を見ていて予想外の傑作に出会った時ほど嬉しいことはないですよね。 韓国製スリラー映画の日本リメイク。ジャンルを聞いた時点で、劇場公開時にはスルーしていた「見えない目撃者」ですが、ネットでの評判も聞こえてきたのでレンタルして…

映画ミッドサマー感想レビュー ホラーのジャンルを借りたセラピー映画でした

本投稿では決定的なネタバレは避けていますが、ストーリーに触れていますのでご注意ください あぁ私はきっと、この監督の新作が出る度に映画館に足を運ぶことになるだろうな。 そしてその度に、生涯記憶に残るトラウマシーンを積み上げていくことになるんだ…

アルキメデスの大戦 感想レビュー 日本大作映画と思ってみたら予想外の傑作でした

「人は期待が大きければ、大きいほど、失敗した時の絶望も大きい」 これは意訳ですが、本作の劇中で田中泯演じる平山中将の台詞です。 映画一般についても同じがことが言えると思います。 観た映画を面白いと思うかどうかは、観る前に、その映画をどの程度期…

フォード vs フェラーリ レースの見方を180度変えてくれた作品ー男たちの熱い熱い闘い

レースの見方を180度変えてくれた作品 あらすじ ハリウッド版の半沢直樹 ケン・マイルズと家族の関係に男泣き 受け継がれていく意志ースパナに込められた思い レースの見方を180度変えてくれた作品 ル・マン24時間耐久レースと聞くと、大学の頃を思い…

思い出のマーニー 地味ながらも心に響く名作

思い出のマーニー。米林宏昌監督のスタジオジブリ作品。興行としてはパッとしなかったものの、実際観ると心を打つ良作でした。 物語は、主人公杏奈が喘息の療養のために、夏休みの間だけ、入江が綺麗な片田舎に引越してくるところからはじまります。借りぐら…

ブラック・クランズマン ラストにゾッとする静かな傑作

黒人警官がKKKに潜入捜査。舞台立てだけ聞くと、ダイナミックなクライムサスペンスを想像するかもしれないけど、全編クールで落ち着いた演出がなされています。 激しい差別表現や暴言があるわりに、主人公たちの演技は抑制が効いているし、潜入捜査がバレる…

ヒッチコック「サイコ」が今でも面白いわけ

映画好きを語るならばヒッチコックの一作でも観ておかないと、と「サイコ」を鑑賞。古い作品でありながら、(色んな意味で)あっと驚くストーリーで印象深いシーンに溢れた名作です。確かに、練られた脚本とか、映画ならではの映像表現、なんてのは現代の方…

アベンジャーズ エンドゲーム。他シリーズが到達し得ない神話の領域へ。その魅力を3000回ならぬ3000文字で伝えます。

インフィニティ・ウォー公開以来誰もが待ち望んだシリーズ最終作。 期待が膨らみすぎて、正直上映中も先を観るのが怖くなるほど、不安も大きかったです。 ただ、最後まで観て、本作はただの一本の映画ではない。11年続いたマーベル映画の集大成だという事実…

特報が一番面白かったヴェノム

思えば、特報を観た時が一番ゾクゾクしたかもしれない。 マーベル史上最凶の悪、いわばヴィランが主人公。どんな物語が語られるのだろうかと。 ホラー映画のような映像センスと主演はトム・ハーディで期待は膨らむばかりでしたが、蓋を開けてみれば、わりと…

ミスター・ガラスはシャマラン印の大感動作でした。

待望のエム・ ナイト・シャマラン監督の最新酒。 シャマラン監督作品はエア・ベンダー(黒歴史)以外は、視聴してます。 前作「スプリット」でのラストでは、アンブレイカブルと世界が繋がっているというまさかの展開でびっくり。 さらに、エンドロール後の…

ザ・プレデター 異星人への畏怖が無くなったプレデター

プレデターといえば、八十年代のSFアクションの代表作で、昔はテレビでも繰り返し放映されていました。 2018年に公開された「ザ・プレデター」はリブート作品かなって思ったら一応過去作の続編にあたる作品ということです。プレデターの存在は政府機関レ…