三児の父はスキマ時間でカルチャーライフ

仕事も趣味も育児も妥協しない。週末菜園家が、三児の子どもたちを育てながら、家事と仕事のスキマ時間を創って、映画や農業で心豊かな生活を送るブログ

教員採用試験採用試験受けました 振り返り第1弾

超久しぶりの更新になりました。

 

実は私、更新していない間に教員採用試験対策そして受験をしておりました。

そのせいでこの半年間ほとんど更新できていませんでした。

無事に教員採用試験が終了しました。

清々しい気持ちです。合格発表はこれからですが、合格でも不合格でもあまり悔いはないかも。

 

燃え尽き症候群にもなりかけているんだけど、鉄は熱いうちにと言います。

今のうちに採用試験のためにがんばったこととか、工夫したこと、試験当日のこととか振り返りたいと思います。

 今回は、私のような働きながら教員採用試験対策を取った感想や、どのようなモチベーションで対策を続けていたか? など全般的な内容で振り返ります。

 

対策開始のきっかけ

 

試験を開始したのは、今年の1月からです。

そもそも教員に興味を持ったのは、栗田正行先生の著書、働くパパの仕事術の奥付でした。

 

 

 

私も、仕事をしながら子育てしていたので、その参考に、と思って買った本でした。

パラっと著者の経歴を確認してみると、高校教員だといいます。

そこで自分の中で眠っていた教員への憧れが目を覚ましました。

ちょうど娘も小学校に入って、家庭で勉強を教えるようにもなったのでその影響もあったのかもしれません。

とにかく、教員について調べまくりました。

そもそも免許を持っていなかったので、どうすれば働きながらでも免許が取れるか? を調べていたのですが、そのうち、各自治体の採用情報を見てみると、なんと免許がなくても試験が受けられるということに気が付きました。

 

教員になる夢というのが、グッと近づいた感じでした。

そしてそこから試験対策の日々が始まったのです。

 

試験対策はじめ(1月〜3月)

 

この頃は、筆記試験となぜ教員を目指すのか、いわゆる自己分析のような時間に当てていました。今から振り返るとこの時期の対策が重要だったな、って思います。

教員採用試験って基本的に付け焼き刃でなんとかなる世界ではないと感じています。

試験では高校なんかでは授業のやり方含めて結構な専門性が問われるからです。

その意味で、この時期に基礎固めのようなものができていたのは大きかったです。

筆記で言えば、基礎学力ですし、面接対策としても自分の考えの土台をこの時期に築けたかなと思っています。

 

 

で、振り返ると、この時期の対策が一番楽しかったですね。

まず、新しいことを初めて一番夢や希望に溢れている時期と言いますか、未来に向かって進んでいる感覚がしましたね。忙しかったけど、すごく人生が充実していました。

 

しかも、改めて思ったのが、私は勉強が大好きだということです。

正直専門の勉強はめちゃくちゃ楽しくって、全然苦とは思わなかったですね。

高校で習ったことの振り返りだったので、懐かしい!って感情と

高校理科での受験だったので、物理など未習範囲も勉強してて、新しい知識が入ってくるのが新鮮でした。

 

子供や働きながらの対策だったのであまり時間は取れなかったのですが、自分一人だったら一日5時間は余裕で勉強できたかなって思います。

 

多忙期(4〜6月)

ただ、4月に入ると状況は一変しました。とにかく忙しすぎる時期に入ってしまったのです。

妻の育児休業からの復帰と職場の業務体制の変化で、かなり忙しかったです。

4月の残業時間が80時間を超える中での対策の継続というのはなかなか厳しかったです。

正直対策もできる範囲を絞っての対策になりました。最低限必要だと思う内容に絞りました。

 

忙しくて仕事が嫌になる時も多々ありました。

そんな時は、教員になる夢というのが、なんとか自分の心の逃げ道としてなんとか機能していたように思います。

 

 

燃え尽き期(7月)

 

6月末に筆記試験、7月の頭に個人面接と一次試験を終えた後は、燃え尽き期に入りました。

勉強は確かに楽しかったけど、多忙な中で勉強するのは少しづつ限界も見えていたので、解放感の方が勝ってしまいました。2次試験対策は、どうも動きが鈍っていしました。

受かっても、受かってなくても2次試験に向けて対策を取ることが他の人が差が出るポイントになる。

頭ではわかっているんだけど、からだが追いつかない感じでした。

Youtubeを漁って教員の方のやりがいとか学校紹介動画を視聴しては自分を奮い立たせようと頑張っていましたが、正直試験対策として失速していましたね。

 

再燃期(8月)

でも、8月頭に試験結果が公表されると、状況は変わりました。

合格通知はとても、嬉しく励みになりました。

一次試験とはいえ、30代半ば、教員免許なしの圧倒的不利だと思われる私のことを一応評価してくれたのは純粋に自信がつきました。

学習指導案作成のための教科書の読み込みと模擬授業のためにラストスパートという感じでした。

 

全体を振り返って

 

良い夢見させてもらったな、というのが正直な感想です。

人生でこんなにも目標に向かって頑張れたのってそれこそ受験以来かも。

結構私は孤独な戦いが好きなんです。

 

働きながらの勉強ということで不利になっているな、と感じていたのも事実です。

教員採用試験て模擬授業とかかなり特殊な性格の試験なんで正解がわからないな、と思っていました。というか今でも何が正解なのかわかりません。

学生で共に教員目指す戦友がいたり、資格予備校で対策取っている人に比べてかなり独学でやってきたと思います。だから努力の方向が間違っている可能性もあったかもしれません。

 

でも、モテる資源を使った最大限努力できたと思うので、悔いはありません。

 

後、何か一つの試験対策をするのって半年くらいが限界かなって感じています。

1日にかける時間がたくさんある人は、3ヶ月単位で学習目標を設定してやるのが一番効率的ですかね。

 

つらつらと、教員採用試験全般を振り返ってみましたが、いかがでしょうか?

次回以降、具体的な対策や試験当日の振り返りもしたいと思っております。