Whistle Life

食と農の話題を中心に、日々の雑感をつづります。

カメラを止めるな!は噂に違わぬ大傑作。面白すぎて泣けてくる!上映を止めるな!もう一回行きたい。

 

今回感想をお届けするのは、映画界隈で大変好評の「カメラを止めるな!」です。

実際に見てみれば納得。というかしのごの言わずにとりあえず見てくれ!と周囲の人に声をかけたくなるような大傑作でした。

結論から言うと、映画館で面白すぎて涙を流すことになるなんて。文句なしの今年ベストだと感じました。

 

お話がどう転ぶかわからないサスペンスな感覚。伏線と笑いのセンス。泣ける親子愛。そのすべてがこれ以上ないくらいに巧くお話が構成されています。

そして何より映画づくりへの愛に満ち溢れていて、中高生くらいの時に観てたら、その道に進みたいと思ってたこと必至です。

 

皆さん口を揃えて言うように、出来る限り事前の情報を入れない方が絶対楽しめます。

感想記事なのでここではネタバレ全開でお送りします。

 

 

不安定だけど緊張感あふれるワンカットのゾンビ映画

まず、序盤のワンカットのゾンビ映画シーン。

出来自体はB級感に溢れていながら、それ自体の出来はともかく、現実と仕込みの境界がどこなのか、といった疑問が常に頭を駆け巡るような感覚になるので、最後まで緊張感を持って観ることが出来ました。

普通の映画なら完全におかしな演出も、全体的なサスペンス感とテンポ、ワンカットという特殊な撮影方法も相まって、見れてしまうというところが面白いと感じました。

カメラ目線や、音声さん役の挙動不審、血糊を拭くカメラなど、映画として明らかに失敗の部分のみならず、ぎこちない会話やおかしなゾンビの動きその全てが伏線であったことに後から気づかされ、打ちのめされるわけです。

 

そして、ワンカットのゾンビ映画が終わり一旦エンドロール。ここで劇中劇であったことが明かされます。ここでようやく話の本筋が始まるといっても過言ありません。ワンカット部分のカメラの取り方やお話運びが不安定だったこともあり、この現実パートが始まった時の安心感はなんだか不思議に感じました。緊張感が解放されたと言うか。

 

ネタバラシの後のワクワク感

そして、現実パートになりはじめて、役者さん達の演技に魅了されはじめます。

ほんとプロデューサーとかどこから見つけてきたんだろ。

しがない再現ビデオの監督に甘んじる主人公やその娘、まさにドラマが始まった。

この第2幕が始まってからは、そのすべてがワクワクの要素でしかありません。ネタばらしがあって、それがどのようにラストにつながって行くのか。

 

 

笑えて泣ける感動のフィナーレ

そして第三幕。実際のゾンビ映画の裏側が描かれます。

繰り返しになりますが、一幕目で見せられたその演技や演出の違和感に、これでもかと種明かしを見せていきます。

感心なのは、種明かしが上手い作りで笑えるという以上に、生放送ならではのトラブルとそれに対するドタバタトラブルシューティングにドンドン胸熱な展開になっていきます。

笑いながらもこの映画にかける監督たちスタッフの想いにどうしようもなく心を揺さぶられます。最後のピラミッド撮影に至っては、これ以上にないくらいの笑いと親子の物語として感動が同時に押し寄せ、面白すぎて涙が出るというなかなかない映画体験へと昇華されます。

 

エンドロール後に更なる感動

この映画それだけではありません。

実はは最後のエンドロールにまで仕掛けがあります。この映画はじつは以下の様な多重のレイヤーを持っています。

1.番組「ワンカットオブザデッド」内の劇中劇

2.番組「ワンカットオブザデッド」

3.番組「ワンカットオブザデッド」を撮るというストーリーの映画(カメラを止めるな!本編)

4.カメラを止めるな!を撮るドキュメント(=エンドロール)

本編で感心してたら、さらにメタ映像があったのです。

 

これは心底打ちのめされると同時に、映画人たちの格好良さに痺れるのと、深い余韻が、軽快な主題歌でどこまでもハッピーな気分になれるという。

まさかの本編終了後にもう一度最高体験が待っているとは、本当に恐るべしでした。

 

監督を務めた上田慎一郎さんは、今度はVR映画を計画しているとのこと、今後も大注目です。

 

kametome.net

 

 

 

 

 

食戟のソーマ アニメ第17話レポート

食戟のソーマは、原作 附田祐斗、作画は佐伯俊グルメ漫画で、週刊少年ジャンプにて連載中。単行本は現在28巻まで刊行されている人気作です。

今回はアニメ第17話の感想レポートをお届けします。

 

これまで学園が舞台で進行してきたこのアニメですが、一旦中断。

連休という設定で、創真の実家の商店街が舞台になり、少しひと安心といったところです。

 

テーマは商店街vs巨大資本。

駅ナカのおしゃれな唐揚げ店にどのように対抗するか。地域活性化や商店街問題における「食」というところで、食を扱う作品の懐の深さを感じさせます。

 

またひさびさに水戸郁魅も登場。

創真へのデレデレが嬉しいところです。こんなに可愛かったっけと。

 

敵役のもず屋の社長もいいキャラしてると思います。京都っぽく表裏がある感じや、裏の顔の怖さなどがよく表現されています。

 

次回への引きも良くできていました。

巨大資本にどういうアイデアで立ち向かうのか、また見え隠れする十傑の存在といい、しっかり続きが気になる終わり方をしていたと思います。

 

 

 

 

 

 

食戟のソーマ アニメ第16話感想レポート 見応えある父子の戦い

食戟のソーマは、原作 附田祐斗、作画は佐伯俊グルメ漫画で、週刊少年ジャンプにて連載中。単行本は現在28巻まで刊行されている人気作です。

今回はアニメ第16話の感想レポートをお届けします。

 

父親との料理対決のフリで終わった前回。

創真の料理の腕を持ち上げつつ、いかに父親の料理を際立たせるかが今回の課題ポイントですが、それを見事にクリアしていたと思います。

 

まず、創真の料理。

りんごのリゾット。りんごとリゾットの組み合わせという意外性もありながら、食べて見たいという食欲も刺激しますし、何よりも一度自分で作って見たいと思わせる料理でした。

 

これに対する城一郎の料理は濃厚ラーメン。

胃腸に優しい料理が求めらてる朝食対決にラーメンという意外な提案。

しかも、肉も魚も使わず、野菜のみで出汁やスープを作るという異色なラーメンで、きっちりとお題にも答えながら、ラーメンそのものの驚きや美味しさを表現できて高度な料理が描かれていると思います。

 

創真の料理も立派ですが、それ以上に興味を引く料理を提案させ、父子どちらの評価も

落とすことなく、納得感を持たせながら父親に軍配を上げるというのはなかなかのものだと感じました。

なかなか語りがいのあるエピソードでした。

 

 

 

ダンジョン飯6巻 ダンジョン飯のこれまでの魅力が全てつまった傑作

ダンジョン飯 九井諒子原作の漫画、最新巻が発売されました。

 

今回のダンジョン飯は、炎竜討伐からのミステリアスな新展開、そこからのシリアスな空気感、一方でモンスターを食べるというギャグ設定、パーティの中での気持ちの良い掛け合い、などダンジョン飯のこれまでの魅力が全てつまった傑作でした。

 

mqchaso.hatenablog.com

 

 

序盤から中盤のシリアスな展開 

ファリンの復活とその蘇生方法たる黒魔術の存在が後になって、これほどまでにシリアスに効いてくるとは意外でした。ライオスをはじめとするのんびりしたパーティの物語、1話完結のギャグ物語がメインにも思えたので、ファリンが生まれ変わって惨殺を繰り返すというギャップが、とてつもないスリリングさを生んでいました。

 

 

異様に引き出しの多いストーリーテリング

 

三つのパーティーの邂逅が描かれる序盤。パワーバランスをはかりあう微妙な駆け引きがこの漫画で描かれるとは思いもよりませんでした。とにかくこの作者はストーリーてリングに関して、異様に引き出しが多いように感じます。

「モンスターを食べる」ということを、今回も当然ギャグにも使われているし、大真面目にテーマの中心に持ってくることもある。その振れ幅がとにかくすごいと感じさせます。

 

これまでの関係性を土台に一歩上いく人物描写

さらに今回の単行本では、これまでのダンジョン飯のキャラ描写をさらに一段階上にあげて、表現するということに成功しています。

例えばシュローのライオスの性格批判。

これまでのライオスの漫画らしいフィクショナルな性格を、ある種客観視してツッコミを入れるシュローとのやりとりなどこれまでの積み上げがあったからこそのなせる技だと感じました。

さらには、シェイプシフターとの対決。これまでのキャラたちの挙動を総ざらいするようなお話。特にマルシルの両面のようなキャラは、どちらも「わかりみ」が深すぎて感動すら覚えました。

 

毎回違った楽しみを見せてくれるのが、このダンジョン飯シリーズですが、ここにきてこれまでの集大成であり新展開のような物語の深みやキャラの掘り下げが行われる筆者の技量に改めて舌をまく見事な一巻でした。

 

 

 

 

《ムービーウォッチメン予習》クソ野郎と美しき世界 映画が作られた文脈にこそ語る余地がある一本

本ブログでは、毎週TBSラジオ アフター6ジャンクションのムービーウォッチメンのコーナーで宇多丸さんの時評を聴く前に、予習で映画を鑑賞しています。

今回の課題映画は「クソ野郎と美しき世界」です。

SMAPの3人がジャニーズ事務所から独立して立ち上がった新しい地図

クソ野郎と美しき世界」は、新しい地図の活動の一環として、草薙、香取、稲垣の3人が主演するオムニバス映画です。

全体で4つの短編で構成されており、そのうち稲垣、香取、草薙がそれぞれ主演を演じるエピソードが各1話の計3話。集大成というか種明かしのエピソードが4話目に来ます。

 

正直この映画は、あの3人がこのタイミングで出すという文脈ありきの映画です。

SMAP論というか、ジャニーズ論というか、アイドル論というか、この映画で表現されるメタメッセージや、映画が上映されるコンテキストにこそ語るべき価値があるのです。

 

 

ああいうふうな形でSMAPを抜けた3人の、そこに広がる「自由」を感じられただけでも鑑賞の価値はあったかなって思っています。

ただ同時に、映画自体の評価は個人的には余り良くありません。

正直、あの3人がアイドルまたはアーティストとして今後どう活躍していくのか、事務所の後ろ盾なしでどこまでいけるか、一抹の不安のようなものも感じさせられたのも事実です。

 

 

ピアニストを撃つな!

稲垣吾郎主演。園子温監督作品。

事前情報の中では一番期待感が高かったです。ぶっちゃけ、幼稚な雰囲気の世界観にはじめの10分くらいは結構キツかったですが、そこはさすがの園子温。その荒唐無稽さがだんだん癖になり、笑いになっていました。

終盤、吾郎ちゃんがピアノの引きマネすると、フジコの身体が反応するというシーンには思わず吹き出してしまいました。

 

慎吾ちゃんと歌ぐいの巻き

香取慎吾主演。山内ケンジ監督作品。

3話の中では、一番メッセージ性が高い、というか香取くんが本人役で出ているという時点で最早メタですら無く、直球にSMAP‘後’の香取くんが描かれていると言えます。お話自体の寓話性が高く、星新一的味わいのエピソードです。

歌が奪われた瞬間の不気味さがこの手のお話に重要な空気感を演出していたと思います。

 

 

光へ、航る

草薙剛主演。太田光監督。

爆笑問題の太田がメガホンを取ったことが一番の話題。アベマTVの72時間テレビの時も、歯に衣着せぬ物言いで話題となっていました。

しかしながら、正直監督としての演出力は難有りでしょう。

ただ、他の2話と違って一番ストーリーラインがはっきりしていたというのはあります。(だからこそ4話目のようなことが可能になった。)

短い尺で、ストーリーをなぞっていたらああいう感じになるかな、と。

ただ、右腕の移植というありえなさ等設定の時点で色々とノイズが多かったです。映画を作る際の設定の作り込みって大事なんだな、と素人ながらに気付かさせれました。

 

 

新しい詩

稲垣、香取、草薙主演。児玉雄一監督。

これまでのエピソードの集大成というか、ネタばらしのようなエピソードで、全編ミュージカル調で展開されます。

クソユニバースという言葉が始めに打ち出され、これまでのエピソードが一つの世界観の下であったことがわかり、エピソード間の繋がりも明かされていきます。

しかしながら、各エピソードのストーリー自体が余り興味を引くものでもなかったので、ここでネタバラシと言われても、ふーんと言った感想しか出てこないという残念な結果になります。何かもったいつけたように、「真実に目を懲らせ」的なセリフが都合2回登場するので、タネが明かされた以外にも何かネタが仕込まれているのかと勘ぐるほどです。

個人的にはせっかく3人が一堂に会すのだから、そこが一緒になるエピソードが一つ挟まれていたらもっとグっとくる演出だったかなと思います。

とはいえ、香取くんの憑き物が取れたようなミュージックシーンは、率直に観ていて楽しかったですね。

 

というわけで映画そのものよりも、映画の企画そのものが、SMAP時代にはあり得ない設定など興味深く鑑賞できた一方、彼らの方向性が今後どのようになっていくのか今後も注目だと感じた一作でした。

 

 

 

Netflix アグリーデリシャス BBQはアメリカだけのもの?

Netflixオリジナル ドキュメンタリーの感想レポート。

今回は最近配信開始されたオリジナルシリーズ「アグリー デリシャス 極上の食物語」第5話の内容をお届けします。

 

春になり暖かくなるこの季節。もうすぐBBQ日和が続きそうです。

日本でバーベキューといえば、みんなで河原に集まって、炭火で肉や野菜を焼く。

家族や仲間との一種のイベント的位置付けです。

 

今回のアグリーデリシャス では、バーベキューとは一体何なのか?その答えを求め、世界各国のBBQ的なものを探求します。もはやアグリーデリシャスのお得意のパターンです(大体答えは出ません。)

 

アメリカのBBQというと、日本のそれとは全く規模感が異なります。

何と言っても豚をそのまま焼くわけですから。

しかしながら、その調理法や提供スタイルは地域によって様々です。

肉はほぐした肉にしたり、ステーキの状態で出したり。

アメリカらしいのは、BBQを調理するものは「俺の方が・・・」という言い方でなく「・・がオレ流だ」という言い方をするようで、興味深かったです。

互いの優劣をつけるのでなく、それぞれのやり方を批判することなく自分のスタンスを主張する。素晴らしいことだと思います。

 

日本ではBBQは一種イベント的と言いましたが、アメリカではその調理そのものにスポットが当てられているようです。BBQの調理をする人のことをピットマスターと呼ぶほどです。

 

では、何の調理を持ってBBQとみなすのか。

炭や薪などの直火で肉をじっくり焼くのがBBQなのか。

それでは北京ダックは?韓国風焼肉は?日本の焼き鳥は?世界を巡ります。

どの料理もめちゃめちゃ美味しいそう。

特に東京の焼き鳥屋「まさ吉」が紹介されていて、デビット・チャンも太鼓判でした。

備長炭の薫香を絡ませるのが、私の仕事だと、まさ吉の主人は言います。

 

また、コペンハーゲンのレストランのノーマも紹介されており、

炭と一緒にトウヒの枝なども一緒に燃やし、肉に風味をつけるというのも非常に興味深かったです。

 

バーベキューの定義は別にして、BBQ、という3文字で表せる表現の中に様々な調理のあり方があるということ自体に料理の奥深さを感じさせる、良いエピソードだったと思います。

 

映画 火垂るの墓にみる食と農の表現

前回は、火垂るの墓の全体的な感想をお伝えしました。

 

この映画の中で、困窮する清太に農家が食料を分けてくれないというシーンがあります。

子供の頃、鑑賞したときには、その寛容の無さに、農家に対する怒りすら感じていました。

戦時中の農家は、目の前の小さな子どもにすこしばかりのご飯を恵んでやれぬほど困窮していたのでしょうか?すこし掘り下げてみたいと思います。

戦時中の農家の暮らし


結論からいうと戦時中の農家は決して楽な暮らしとは言えませんでした。
いや、むしろ国民同様に苦しい食生活を送っていたようです。
口減し・借金減らしのために、農家の子を売るというようなことも普通にあったようです。
まず、戦前というのは「小作農」がありました。農家は地主から農地を借りて野菜を栽培していたのです。借地ですから納めるものを納めないといけません。

そしてなんといっても戦争中は国民全体が食料に困窮しました。
さらに、戦争が本格化すると「配給制度」がはじまります。つまり国が、国民の食料を統制・管理するようになったのです。配給制度のもとでは、農家は自分の生産したものであっても、国から安価で買い上げられていました。これを国への供出といいます。

供出量は、収量と家族数を基準に決められていたということでしたから、生産量が多ければ良いというわけではありません。
また国への供出以外の自由販売が禁じられていたようですから、清太が金や反物を持って行っても交換してくれないというのは、そういう意味もあるようです。それ以上に供出されているので、農家自身も食べるのに精一杯という事情が大きいところでしょうが。実際農家であっても、芋づるのおかゆを食べていたというエピソードもあります。

戦争中の食料困窮の状況における農産物の生産状況については、
映画内でのエピソードでもいくらか読み取れます。
それは堤防沿いに植えられたかぼちゃです。家庭菜園や堤防、学校の校庭など当時はあらゆる場所が食料生産の場所として畑となっていたようです。

不耕地解消については、休閑地の開墾はもちろんのこと、家庭菜園や道路端の畑にいたるまで、全国的に寸土も残さず野菜類の栽培が行われていた。たとえば鳴尾村では昭和15(1940)年8月から9月にかけて村役場の吏員が休閑地の耕作を実施し、300坪(990平方メートル)の畑を開墾した。昭和18(1943)年頃からは、鳴尾村の土地に適した藷類や大豆をあらゆる休閑地に植え付ける運動が強化された。この年、鳴尾国民学校高等科2年のある男子生徒が戦地に送った慰問の手紙によっても、当時の実情の一端をしのぶことができる。

『僕たちの学校も農園にさつまいもを植えたり、水田に稲を作らうと計画中です。高一の秋に植えた馬鈴薯もたくさん取れました。それで増産の一たんをなしたと思ってよろこんでゐます。又お百姓さんも一生懸命に増産し、はげんでおられます。馬鈴薯などはあまりたくさん取れたので米の代わりに馬鈴薯を食べてがんばってゐます。』

(鳴尾村銃後奉公会編「陣中御慰問」所収)

 

今の耕作放棄地の問題などが嘘のようですね。このように火垂るの墓は戦争中の暮らしを押しはかるのにも大変勉強になる良い映画なんですね。



 

火垂(ほた)るの墓 [DVD]

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