三児の父はスキマ時間でカルチャーライフ フロム京都

三児 レイ アスカ シンジを育てながら、スキマ時間でカルチャー情報を発信。働き方改革時代の心豊かな生活をお届けします。

Netflix サプライズ配信のクローバーフィールドパラドックスネタバレ解説!お祭りは楽しんだけどストーリーは難ありでした。

昨日日課となったブログをつついていると、ラインのメッセージが。

「今していることは、すぐにやめて、このメッセージをみて」

と通知文が気になったので開いてみると、キター!まさかのNetflixクローバーフィールドの新作!

その名も「クローバーフィールド パラドックス」。

勢いに任せて平日だけど寝る間を惜しんで、配信当日に視聴してしまいました。

 

調べてみると、Netflixで配信の噂はあったようですが、告知からのサプライズ配信というのはさすがに予想されず、SNSではファン達が狂喜する反応が目立っているようです。

 

ドラマ 映画に関わらず今後も配信サービスの勢いはとどまらず、コンテンツの主流になりつつあると言っていいでしょう。

 

以下クローバーフィールド パラドックスのネタバレ感想をお届けします!

 

わりと古典的なSFスリラーとして楽しめたけど、設定やお話運びがノイズになってイマイチ乗れませんでした。残念!

 

今回の舞台はなんと宇宙!

動画配信サービスなのに、宇宙を舞台にするのは思い切ったことだと思いました。

なにせ、ど迫力の画面はやっぱり映画館で観た方が良いに決まってるからです。

ただし、それを覆すほどNetflixのメディアとしての力が強くなっているとも言えます。

内容自体についても、ド派手な宇宙シーンもありますが、基本はスリラーなので、問題なく楽しめました。

 

クローバーフィールドの世界観のSFスリラー

上にも書きましたが、基本的には古典的なSFスリラーです。もっというと、「エイリアン」的なシーンの連続です。

しかしながら今回は明確な「モンスター」がいるわけではなく、人知を超えた現象の連続となっております。

捥がれた腕が勝手に動いたり、いきなり女性が配電の中に入れ込まれてたり、ショッキングなシーンもありました。

現象の原因が、次元と次元のぶつかり合い(?)による影響によるということで、突拍子も無いアイデアでのスリラーシーンが多く楽しめました。

 

このあたりはクローバーフィールドとは関係なく、単純にSFスリラーとして楽しめました。この感覚は、前作の「10 クローバーフィールド レーン」でも感じたことです。

前作の場合は、クローバーフィールドであることを忘れ、密室スリラー映画として楽しい。という。

クローバーフィールドの世界観で様々なジャンルの映画を作っていくということなんでしょうか。

 

さて、ここまでは良かったのですが、この映画、実は手放しでは褒められません。

雑なストーリー展開と、キャラ達の設定がどうしてもわたしにはハマらなかったのです。

 

 

計画性のないプロジェクトにゲンナリ

まず、実は序盤からげんなりしていました。

今回の舞台は宇宙。石油などのエネルギー資源の枯渇で危機的状況となっている地球。

 そこに、無限エネルギーを宇宙から送って、あらゆる問題を解決するため、主人公のハミルトンはじめ世界各国の宇宙ステーションクルーが集まります。

とまぁ、無限エネルギーって時点でトンデモ設定な感じはしました。ただ、それは本質ではないと思ってスルーしました。

冒頭、宇宙に飛び立って9日くらいで、その無限エネルギーとやらを送るべく、宇宙船のシステムを色々と操作して、「点火」します。

そうすると初回失敗です。なるほどそう簡単には点火しないのか、と思っていると、オープニングクレジットにあわせて何回も何回も失敗する様が描かれます。

そして気付くと、二年経ってました。

っておーい!

流石に二年も失敗し続けるとかなくない?

何か根本的な理論が間違っているとか、体制を立て直すべきかと思うのですが、このプロジェクトの計画性が疑われる部分です。

百歩譲って、それが仕方ないとしても、そこからが最悪です。

 

クルーの小競り合いが最悪

ロシア人クルーのヴォルコフが、ドイツ人クルーのシュミットに、「オレはちゃんとやってんのに、お前は役立たず」みたいなこと言い出すからゲンナリです。仮にも世界を救うために集められたクルーが、こんな低レベルな争いで足の引っ張り合いするとか、問題解決能力に疑問が残りませんか?

窮地な時こそお互いの知識や技術を信頼しあってこそ。その上で価値観やリスクの捉え方で揉めることはあっても、こんな中高生みたいな言い合いをしてたのでは、まさに出鼻をくじかれた感じがしました。

 

その後も低レベルな小競り合いが断続的に続くので結構辛かったです。

 

何でもありで、どうでもよくなる次元の衝突という設定

本作はSFスリラーとしての面白さが肝ではありますが、次元の衝突により生じる現象がだんだんとエスカレートしていって、正直何でもあり感が出てきます。

はじめこそ、ビビりまくってましたが、マンディの腕がとれて、自ら動いたり、ヴォルコフの腹からジャイロが出てくる頃には、もはやギャグかと思ったくらいです。

その後も何でもありなのが、物語が進むにつれ、逆ご都合主義に走っていく気がしました。

というのも、後半タムが溺れ死んだりとかマンディが磁力で死んだりとか、全く予想できないし、対処しようもない現象による死が続きます。

全く予想できない現象による死は、生きるか死ぬかのサバイバルにおいては、観てる側としてはどうしても、製作者の都合による死に見えてしまって萎えてしまうのです。

 

そうなると、もう何が起こってもどうでも良い感覚になって、最後ジェンセンとのいざこざもなんかあまり感情移入できなくなってしまいまひた。

 

もしこれが、一作目のモンスターにつながるのであれば、もうなんでも有りなってしまうのではないかと懸念してしまいました。

 

 とはいえ、サプライズ配信というお祭りを楽しめまひたし、4作目はもう完成しているという噂ですから、今回かなり批判してしまいましたが、公開されるとなったらやっぱり楽しみですね!