食戟のソーマは、原作 附田祐斗、作画は佐伯俊のグルメ漫画で、週刊少年ジャンプにて連載中。単行本は現在28巻まで刊行されている人気作です。
アニメ第9話の感想をレポートします。
今回は前回からの宿泊研修の続き、乾先生による課題の後編です。
ライバルであるイサミ アルディーニとタクミ アルディーニ。日本の定食屋とイタリアのトラットリアの対立という構図が面白いと感じました。あと、創真が、入学式で言い放った「客の前に立っていない奴には負けない」発言がここで効いてくるのは、上手いと思いました。
今後も将来にわたってライバル関係が続くのでしょう。
お父さん同士もライバルだったりして、とつい邪推したくなりました。
肝心の乾先生の課題への対応も相変わらず、あっと驚くアイデアで見事にクリア。
ここにあるだけの食材ということで先生が食べた柿の種を選んだり、鳥がいるということは卵がある、など条件が限定されているなかで可能性を開けていくことはなかなかの快感です。
今回気がつきましたが、実食時のお色気官能表現は、単なるお色気のみならず、「まるで○○のよう」といった壮大な比喩表現に進化を遂げています。
このあたりの飽きさせない工夫が、長期連載を獲得している所以なのでしょう。