三児の父はスキマ時間でカルチャーライフ

仕事も趣味も育児も妥協しない。週末菜園家が、三児の子どもたちを育てながら、家事と仕事のスキマ時間を創って、映画や農業で心豊かな生活を送るブログ

スクリーンタイムを減らしてスキマ時間をつくる

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スキマ時間を活用して充実した毎日を送りたい。

そして、趣味も仕事も家庭も妥協しない。

それが本ブログの目標です。

 


でもそれって「言うは易し」で実践は難しいです。

 


なぜかって時間は無情だから。

 


スキマ時間を作りたいと思っていても、すぐに時は過ぎ去ってしまいます。

仕事から家に帰ってちょっとダラダラすごそうものなら、あっという間に寝る時間になってしまいます。

 


そうであれば、仕事や育児もしながら、スキマ時間を生み出し、

時間を有効活用するのは夢物語なのでしょうか?

 


最近ヒントを見つけました。

考えてみれば、スキマ時間を作るということは、

「時間の合間を埋めているコトをしない」ということです。

時間の合間を埋めているものが、いわゆる「時間泥棒」なのです。

 


つい2、3週間前の話です。

その週は特に忙しくて、あまり、ブログや勉強に充てる時間がありませんでした。

仕事で帰るのが遅くなって、それから体力が残っていなかったのです。

 


休日はその回復にあたります。

日曜日の朝、

「今週できなかったことの挽回をしなければ」

そう思って机に向かって腕を組んでいると、

 


ピローン。

 


IPhoneが私を呼びます。

通知画面を見ると、そこにはゾッとする表示がありました。

 


「スクリーンタイム 今週は先週と比べて画面を見ている時間が20%増えました」

 


あっと思いました。

スクリーンタイムはiPhoneの機能の一つで、一週間のうちでどれだけの間スマホの画面をのぞいているか、計測してくれるツールです。

 


1日でこんなにもスマホを見る時間にかけているのか、驚かされます。

もう少し詳しくみれば、そのスマホのどのアプリでどれだけの時間を見ているかも調べることはできます。

 


その時もスクリーンタイムの詳細をみて、激しく後悔しました。

かなりの時間をyoutubeに費やしていたのです。

 


思い返せば感覚はありました。

自分一人の時間、有意義な時間に過ごしたいと思いつつ、ついダラダラ過ごしてしまう。

YouTubeはダラダラ原因の最たるものです。

再生動画の平均はちょうど10分から30分。

勉強するほどの時間では無いけれど、時間をつぶすのには最適な時間です。

 


その心地よさという沼にずぶずぶと入ってしまっていたのです。

一度足を踏み入れたが、最後抜け出すのは簡単ではありません。

 


無駄な時間だと、感覚としてはわかっているはずなのに、実践できない。

私は、遅れを取り戻そうと一番必死になっている日曜日にそのiPhoneの通知を見て、自分の愚かさに気付かされたのです。

 


同時に気がついたことがあります。

スマートフォンはあくまでもコンテンツを消費するためのツールだということです。

確かに、ブログの更新をiPhoneでやることだってあります。

でもSNSYouTube,ネットサーフィンに至るまで、アプリひとつで膨大な情報が手に入ります。

 


その海に身を任せて流されるのは、非常に気持ちが良いです。

でも、あくまでそれらはバケーションです。

 


私のようにブログをかいているものにとっては、大敵です。

 


スマートフォンは私たちの生活に必需品になりました。

一方で、その時間の多くをスマートフォンに犯されているのです。

 


私は発想を変えることにしました。

「スキマ時間を作る」

 


その反対を言えば、時間と時間の合間を埋めるものを取り除くことです。

何が時間の合間を埋めていたのでしょうか?

それはまさしく、スマートフォンのスクリーンタイムでした。

 


つまり、スマートフォンのスクリーンタイムの時間を減らせば、スキマ時間の活用につながるのではないか? ということです。

 


そこで、なるべくスマートフォンを見ないという生活を一週間続けてみました。

そんなに厳密に運用しているわけではありませんが、メールのチェックや株価のチェック必要最低限以外はなるべく見ないようにしました。

 


すると、いかに自分がスマホに依存していたかが分かります。

なんだか、触っていないと手持ち無沙汰にすら感じるんですよね。

極論を言えば、何もしていないのが、不安になってきます。

 


スマホに頼ることなく、何か手持ち無沙汰を埋めたい。

この気持ちに応えるのが、読書でした。

私は、この浮いた時間を使って、読書を始めたのです。

と言っても、5分や10分の細切れの時間です。もとより、子供が起きていればゆっくりと自分の時間を過ごすことはできません。

 


それでも、このなんとなく過ごしていたスクリーンタイムに反映された、細切れの時間達は、読書やブログのネタ作りなど、より実りある時間を過ごすことができるようになったのです。

 


過去の記事でも、最近ではKindleではなく、紙の本を選ぶようになったと、書きました。

Kindleスマホで読むだけあって、寄り道する可能性があります。

紙の本はそれ以外に用途もなく、文庫本なら、サッと取り出して、読めるところまで読むというのが、意外にやりやすいことが分かったのです。

 

 

 

毎日読書しよう。毎日ブログを書こう。毎日勉強しよう。

毎日続ける習慣というのは、本当に定着させるのが難しいです。

特に、新しい習慣を定着させようというのは確かに難しい。

 


ならば、定着を邪魔するものを取り除けば良い。

今回、邪魔するものが、実はスマートフォンであったことを、

iPhoneのスクリーンタイムは教えてくれました。

 


スキマ時間をどう作るか、を考えるのでなく。

毎日スクリーンタイムをいかに減らしていくか、を考えた方が習慣化への近道だと感じました。

 


iPhoneは日々の生活を便利にしてくれました。

でも、真の意味で人生の充実を目指すには、iPhoneとはほどよい距離感が必要だとも思いました。

 


共感してくださった方は是非とも一緒にスクリーンタイム減らしにはげみましょう。