育児も仕事も趣味も妥協しない。
本ブログのテーマです。
今回は、和歌山・白浜のアドベンチャーワールドに行ってきました。
これが思いのほか、満足度が高く、今年ベストな思い出のひとつとなりました。
特に、子育て世代には楽しめるポイントがいっぱいなので、お子さんと一緒にアドベンチャーワールドに行くことを検討されている方のヒントになればと思います。
今回は、Gotoキャンペーンを使って、2泊3日で行ってまいりました。
高いホテルから予約が埋まっていくというGotoトラベル事業。
直前の予約だったので、いわゆる高級なホテルは予約できず、かなり価格は安めの「四季の郷 遊楽」さんに泊まりました。
売れ残りのようなところで、評価もあまり高くなく、期待はしていませんでした。
でも、実際泊まってみると、コテージ泊というのが三人の子供がいる我が家にマッチしていました。
コテージなので、部屋も広くて、棟が分かれているので、隣部屋との気兼ねがなくてよかったのです。
何しろ、7歳、4歳、2歳を連れての旅行です。
ホテルや旅館だと、廊下ではしゃいだり気になりますし、室内も電話や花瓶や障子にふすま、2、3際の男児がいると気を使うものです。
「気兼ねのなさ」というのが、小さい子連れの旅行で重要なポイントになると発見しました。
さて、前置きは長くなりましたが、
アドベンチャーワールドの魅力をポイントにまとめて紹介します。
1.パンダの聖地
知っているよ。
という声が聞こえてきそうですが、本当にそうなんです。
アドベンチャーワールドは、和歌山県にある動物園と遊園地の複合型のテーマパークです。
それだけ聞けば、よくあるテーマパークの形ではありますが、とにかくパンダ推しがスゴい。
そもそも私は子供と一緒に行く前に妻と二人で行ったことがあります。
(当時はまだ独身でした。)。
何せ10年以上前の話で、うろ覚えのところもあるのですが、以前からこんなにパンダ推しだったかな、と思うほどです。
まず、10年以上前から明確に変わっているのは、パンダを展示するパンダエリアが増えているところ。
子供が産まれた関係でしょうか?
その名も「パンダラブ」
エリア名が、「パンダコーナー」でなく「パンダラブ」とかつけてくるあたり、少しディズニー感を感じました。
確かにパンダは可愛い、寝ている姿とか、笹を食べる姿とか、いちいち絵になるのは、やはりパンダの白黒マジックなんでしょうか?
アドベンチャーワールドが、パンダで誇っているのは、パンダがかわいいだけではありません。
これまで培ってきたブリーディング技術があるのです。
パンダ展示にあったブリーディングについての説明を見ていると、日本では他の動物園の類を見ないとのこと。
パンダブランドも、歴史と伝統で培ってきたブランドなのでしょう。
パンダブームは1日してならず、なのです。
その打ち出しが全面展開されていて、他のテーマパークとの差別化、非日常感が演出されています。
何せパンダのグッズの豊富さ。
パンダもスゴいけど、パンダグッズの充実もすごいのです。
パンダグッズのメッカと言ってもいいかもしれません。
それも小学生から大人まで全方位的に心を捉えます。
また、ディズニーのミッキーの耳よろしく、園内にはパンダの被り物をする入園者で溢れていました。アドベンチャーワールドはアドベンチャーワールドで紙製のパンダのお面を配っていたりして、これも一種の非日常の演出だった感じています。
言われなくてもかもしれませんが、アドベンチャーワールドに来たら、パンダを楽しむべし。
2.イルカショーのレベルがハイレベル
アドベンチャーワールドで一番びっくりで、
一番嬉しかったことかもしれません。
子供もパンダよりもイルカショーの方が興奮していました。
いや、これはもしかしたら比較の問題かもしれません。
私は、京都市内にある京都水族館が家に近いので、そこのイルカショーを何回も観てきました。
京都水族館のイルカショーと比べると、アドベンチャーワールドは次元が違います。
いや、3次元くらい違うかもしれません。
地元だし、一応弁護しておきますと、京都水族館はあくまで都市型の水族館です。
土地の広さもイルカショーの歴史も全く異なります。
でも、そこを差し引いてもアドベンチャーワールドのイルカショーはすごい。
京都水族館では、ここぞ、という時にしかでてこない「イルカジャンプ」は、アドベンチャーワールドでは惜しげもなく登場します。
さらに、トレーナーにライドしたり、
イルカが水面の上に立って歩いたり、
とんでもない高さのジャンプにチャレンジしたり、
とにかく全てがハイレベルでした。
そんなに他のイルカショーを観てきたわけでもありませんが、わざわざ比較しなくても十分にエンターテイメントとして、入場料の半分くらいの価値はあるかも! と思いました。
アドベンチャーワールド、パンダはもちろん他にも遊園地やサファリなどあるので、もしかしたらイルカショーをスルーする人がいるかもしれませんが、断言しておきます。必見です。
3.子どもへの配慮が行き届いている
アドベンチャーワールドは、言うに及ばず子供がターゲットになっています。
我が家のような7歳、5歳、2歳のような小さい子供への配慮が行き届いていると感じました。
地味だけど、得点の高いポイントがいくつかあります。
まずは、持ち込み。
テーマパークは持ち込みを禁止してパーク内経済を作っているパターンがほとんどですが、
アドベンチャーワールドは嬉しいことに、持ち込み制限がありません。
適当にお弁当を買ってきて食べることができるのはありがたいです。
せっかくテーマパークに来たのだから、園内のグルメを楽しむ方が良いのでは。
という意見もあるでしょう。
しかしながら、大概テーマパークのレストランって混むことが多い上に、遊び疲れたりしているから食事のことで喧嘩が起きがちです。
その点、持ち込んでササっと済ませられる方が個人的には好みなんです。
何にせよ、小さい子どもを連れてレストランで飲食というのは、骨が折れるので、持ち込み有なのは、やっぱりありがたいです。
それと、キッズジャングル。
キッズジャングルという、子供が遊べるジャングルジムやトランポリン、滑り台などの遊具があるのですが、それが時間単位で遊べる仕組みになっています。
わりとショッピングセンターでも見かけるシステムです。
これも、わざわざアドベンチャーワールドに来てまで、と思う人もいるかもしれません。
でも、この遊具で遊ばせている間は、自由に子供を遊ばせられるので、大人の休憩時間としてとても良いのです。
子連れのテーマパークは、タダでさえ広いテーマパークについて、はぐれないかとか、子供がはしゃいでなかなかすすまないとかで、移動するだけでも大変です。
それが、このキッズジャングルで遊ばせている間はゆっくり休憩できるのです。
運営側もそれがわかっているのか、キッズジャングルの周囲にかなりの量の机・いすが配置されていましたので、そこで座りながら子供たちの遊んでいる様子を見ることもできました。
この辺りの細かいけれども、小さい子ども連れへの配慮が感じられて満足度が高かったです。
というわけで、これまでアドベンチャーワールドの意外な魅力について語ってきました。
ついつい語りすぎていつもより文量多めになってしまいましたが、それだけ熱がこもっていたということで、関西近郊にお住まいの子育て世代の家族で、アドベンチャーワールド未体験の方は自信を持っておすすめします。