三日坊主。
という言葉があるように、習慣化というのは、とても難しいです。
人間は基本的には楽して生きたい生き物だからです。
スマホやテレビ、ゲーム。
いろんな誘惑に溢れた日常では、習慣化したいと思っても、ついついダラダラと過ごしてしまいがちです。
私自身も、これまでの人生で、何度も何度も習慣化したいと思いながら、失敗を重ねてきました。
読書、資格、英語、ブログ。
どれも無残な結果に終わっていて、何一つ成し遂げられていません。
ところがです。
ここにきて、コツを掴みました。
いま、取り組んでいるのはブログ更新。
週3回、2,000文字の記事を更新するようにしています。
とりあえず2ヶ月間継続することに成功しました。
習慣化の壁と言われている21日は突破しました。
3人の子供を育て、仕事をしながらの生活で、週3回ブログ記事を書き、体裁を整えて、更新するのはなかなか大変なことです。
たとえば、私は一つの記事に、二日間かけています。
記事の作成と、アップ用に写真を編集したり、体裁を整えたりするからです。
だから週3回といっても、実質毎日ブログと向き合っています。
それをスキマの時間を駆使して、なんとか対応することができました。
ブログの更新だけなら今回がはじめてではありません。
1ヶ月に10程度の記事を書くだけなら、これまでに成功したこともありました。
でも、今回は、これまでで一番無理なくと言いますか、習慣として定着しつつある実感が湧いているのです。
これまでの試行錯誤の結果といえます。
それは、「悟り」に近いと言えるものでした。
そして、たどりついた答えは、シンプルで意外なものでした。
それは、きちんと眠ることでした。
人は楽して生きたいから習慣化は難しい
習慣化と聞くと、スモールステップで始める、とか
毎日決まった時間に行う=ルーチン化する、とかあります。
もちろんそのあたりのことは、実践してきたつもりです。
でも、それだけでは不十分でした。
なぜなら、どれだけスモールステップでも、どれだけ時間を決めていても、
人間は、疲れやストレスには勝てないからです。
先に書いたように、人間というのは、楽して生きたい生き物です。
ましてや、私は育児に仕事をしています。
子育て中の身としては、ルーチン化するのはハードルがあがります。
子供が起きている間は子供のペースにあわせないといけない。
つまり、こどもを寝付いているわずかな時間を使わないといけないからです。
おまけに仕事をしていて、普段はヘトヘトです。
そんな疲れている体と頭で、勉強だのブログだの習慣化するのは、難しいです。
そう、疲れているとついつい体は楽をしたがって、あるいは先延ばしをして、SNSをつつきたくなる誘惑にかられてしまうのです。
そのためには、習慣化するスキマ時間が出来たときに確実に、取り組むことができるように体のコンディションを整えておくことが大事なのです。
そのために、眠るという行為が必要なのです。
眠ることで、習慣化の継続性を担保することができます。
たとえば、私は仕事をしていますが、お昼の時間にブログを編集する作業時間にあてています。
このとき、前日にきちんと、睡眠が取れていないと、お昼というのはただでさえ眠たくなる時間。
前日に無理をした次の日は、眠気が強くてブログ編集にあてるのを断念したりしてしまいます。
睡眠時間を削ることは、借金をするみたいなものです。
どこかで帳尻をあわせなければ、絶対にもちません。
仕事が平日忙しいと、必ず休日は回復にあてなければなりません。
勉強も、習慣化できていないと、あせってどこかの時間でまとめて時間をとったりします。
その結果、寝るのが遅くなってしまえば、結局次の日は疲れが溜まって勉強することはできません。
習慣化するのに無理に予定は詰めこまない
習慣化はスキマ時間を使って行うものです。
でも、スキマの時間を埋め過ぎてしまうと、結局パフォーマンスが落ちて、継続性がなくなってしまいます。
習慣化というのは、障害物リレのハードルのようなものです。
そのハードルを毎日越えるには、テンポよく一定のリズムで超えていく必要があります。
その日、がんばって高いハードルを超えたとしても、次の日、低いハードルでつまづいてしまえば元も子もありません。
スキマ時間は埋めすぎるとよくない。
ハードルの設置はある程度間隔をひらげて設置するのです。
ブログの更新頻度を週3回に設定したのも、そのためです。
習慣の継続性を担保するには戦略的に睡眠をとる
この1ヶ月、睡眠する時間をとても意識しました。
がんばれば、週4回更新することができた週もありました。
でも、あえて私は睡眠を選びました。
それが習慣を継続するうえで、そちらの方が良いと判断したからです。
だから、習慣化を考えるときには必ず睡眠時間も習慣化する必要があるのです。
プロのアスリートは、休息もトレーニングの一環だといいます。
だから、習慣を継続させるには、戦略的睡眠を取ることが必要なのです。
戦略的睡眠のツールとしてのiPhoneアプリ
習慣化のための戦略的睡眠のためには睡眠を記録して把握することも必要です。
私は、オートスリープという、iPhoneアプリを使って、睡眠の傾向をつかみ、睡眠時間を確保するときの目安にしました。
睡眠のリズムは、人それぞれです。
皆様もぜひ、睡眠を味方につけて、習慣化でなりたい自分を目指しましょう。
「AutoSleep Watchを使って睡眠を自動で追跡します」をApp Storeで
まとめ
人は楽して生きたいから、習慣化は難しい。
習慣化するのに無理に予定は詰め込み過ぎない。
習慣の継続を担保するには戦略的に睡眠をとる。
睡眠の記録はiPhoneアプリを活用する。